決めぜりふは「ガンバリー」ご当地応援ヒーローが見せる赤いカード 3児のパパがスーツの下に秘めた思い
RKB毎日放送
福岡を拠点に活動するご当地ヒーローがいます。地域の祭りやごみひろい、子ども食堂にまで。出没する場所は選びません。 【写真で見る】地域の祭りやごみひろい「応援ヒーローガンバ李α」 そして、出会った子どもたちに見せる赤いカードがあります。この赤いカードこそ、ヒーローが活動する理由です。 ■キレのある動き華麗なアクション 今年7月、福岡市内で開催された地域の夏祭り。 ステージでキレのある動きに華麗なアクションを披露したのは、福岡県を拠点に活動する「応援ヒーローガンバ李α(リー)」です。 決めぜりふは「応援ヒーローガンバ李!」。 「ガンバ李!」という名前は、博多弁で「頑張って」を意味する励ましの言葉「頑張りい」と、尊敬するブルース・リーを掛け合わせてうまれました。 応援ヒーローガンバ李α「皆さんが笑顔になってもらったり、喜怒哀楽じゃないですけど、感動してもらえたりとか声出してキャーキャー騒いでもらえると、やっているかいがあるなと思いますね」 ■子どもたちに大人気 応援ヒーローガンバ李αは、毎週金曜日、福岡県粕屋町のJRの駅周辺にも姿をあらわします。30分ほどごみ拾いを行うためです。 福岡市の商店街で定期的に開催している子供食堂では、呼び込みをすることも。 応援ヒーローガンバ李α「よかったら子供食堂やってますんで。中涼しいですよ」 子供たちから声をかけられたり、一緒に写真を撮ったりと「応援ヒーロー」はここでも大人気です。 ■ヒーローが見せる赤いカード 「応援ヒーローガンバ李α」が、出会った子供たちに見せているものがあります。 十字とハートが描かれた赤いカード「ヘルプマーク」です。 ヘルプマークは、義足や人工関節、難病、難聴など、外見から分からない障害のある人が持つことで、援助や配慮が必要なことを周囲に知らせることができるものです。 応援ヒーローガンバ李α「皆さんがヘルプマークの意味を知って、ヘルプマークを持っている方を何かしらお手伝いをしたりとか見守ったりするのが当たり前の社会になったらいいかなと思っています」