大幅メンバー入れ替えの神戸がACLE4連勝!!2点差追いつかれるも佐々木ミドルでセントラルコーストに競り勝つ
[11.26 ACLE第5節 神戸3-2セントラルコースト ノエスタ] AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のグループリーグ第5節で、ヴィッセル神戸がホームでセントラルコースト(オーストラリア)に3-2で競り勝った。第6節は12月3日で、敵地で浦項(韓国)と対戦する。 3日前に天皇杯決勝を戦うなど過密日程を戦う神戸は、大きくターンオーバーを実施。先発全員を入れ替えるとともに、FW大迫勇也やFW武藤嘉紀をベンチ外。アカデミー所属のGK亀田大河をベンチ入りさせる大胆布陣で臨んだ。 それでもACLEグループリーグ東地区の戦いで唯一の無敗を決める神戸は、前半からリードを奪う試合運びをみせた。先制点は前半40分、左サイドで獲得したFKをMF汰木康也が蹴ると、ニアでDF岩波拓也がそらしたボールをDF菊池流帆がヘッドで合わせる。1点をリードして前半を折り返すと、後半4分にはDF広瀬陸斗の右クロスからオウンゴールを誘発。リードを2点に広げた。 ただ直後のプレーでFWジェアン・パトリッキが太もも裏を抑えて倒れてしまい途中交代。さらに後半9分にはMF山口蛍がクリアしようとしたボールがそのままゴールに吸い込まれてオウンゴールになってしまう。そして同29分、縦パスを通されると、MFミカエル・ドカのラストパスからフリーのFWベイリー・ブラントマンに簡単に決められて同点とされた。 しかし神戸は勝負強かった。後半36分、MF鍬先祐弥の縦パスをミドルレンジで受けたMF佐々木大樹が右足を振ると、GKディラン・ペライッチカレンの手を弾くシュートになる。これがそのままゴールラインを越えて勝ち越し弾になる。神戸がACLEの4連勝を飾り、首位をがっちりとキープした。