松山海保とNTTが島しょ部通信復旧訓練 地震による海底ケーブル切断を想定(愛媛)
島しょ部での災害に連携して対応しようと、松山海上保安部とNTT西日本四国支店は4日、松山市海岸通の松山港と興居島で、通信障害復旧訓練を実施した。参加者約30人が、船への通信機材積み込みや海上輸送手順を確認した。 地震の影響で興居島への海底ケーブルが切断されたとの想定で、参加者は海保専用桟橋で巡視艇「おきなみ」に機材を積み込んだ。避難所などに設置する公衆電話の衛星アンテナや発電機など13点、総重量約200キロを力を合わせて運び入れ、バンドで固定。興居島まで移動しながら、揺れで荷崩れしないかどうかなどをチェックした。
愛媛新聞社