岡内美喜子・瀧野由美子・中村誠治郎ら出演「湯を沸かすほどの熱い愛」舞台化決定
映画「湯を沸かすほどの熱い愛」が舞台化される。 「湯を沸かすほどの熱い愛」は2016年に公開され、日本アカデミー賞をはじめとする各賞を受賞した、中野量太脚本・監督による映画作品。幸野一家は銭湯・幸の湯を営んでいるが、父の一浩が1年前に蒸発してから休業状態に。母の双葉はがんばって娘を育てているものの、ある日双葉が倒れ、余命2カ月と言われ……。 【画像】NAPPOS PRODUCE 舞台「湯を沸かすほどの熱い愛」出演者(他1件) 本作の舞台化を手がけるのは成井豊で、主人公の幸野双葉役を岡内美喜子、娘の安澄役を元STU48の瀧野由美子、夫の一浩役を中村誠治郎と鍛治本大樹がWキャストで務める。さらに物語のキーパーソンとなる向井拓海役を小坂涼太郎が演じる。 上演に向けて成井は「『湯を沸かすほど熱い愛』は、2016年10月に公開された映画。中野量太監督の商業用長編映画のデビュー作で、数々の賞を獲得しました。僕は公開当時に映画館で見たのですが、嗚咽が出るほど泣いてしまって、一生忘れられない作品になりました。そして、『これを舞台でやりたい!』と思いました。それから8年。ついに夢が実現する日がやってきました。死を前にして怯まない『双葉』の勇気、 母の思いを真っ直ぐに受け継ごうとする『安澄』の愛情を、一人でも多くの人に見てほしい。劇場でお待ちしています」とコメント。 岡内は「この熱い愛の物語が、明日からを生きる勇気になりますように」と作品への思いを語り、瀧野は「グループを卒業して、個人としての初舞台、しっかり周りの皆様から沢山のことを吸収して舞台を作り上げていきたいです」と意欲を見せる。中村は「舞台ならではの生の感じを味わって、そして楽しんでいただけるよう自分にできる最大限をやらせていただきます」、小坂は「向井拓海という人間と向き合い、これからの稽古でたくさんのことを発見できたら なと思います」とそれぞれに意気込みを述べた。キャストのコメント全文は以下の通り。 公演は5月18日から26日まで東京・サンシャイン劇場、6月1・2日に大阪・サンケイホールブリーゼにて行われ、チケットの一般前売りは3月30日に販売スタート。 ■ 岡内美喜子コメント 幸野双葉を演じさせていただきます岡内美喜子です。こんなにも素敵な作品の舞台化に携わることができ、本当に嬉しいです。大切に大切に、稽古に励みます。お客さまが舞台を観終わって劇場から出たときに、まるで銭湯に入った後のような、身体が芯からあったまったみたいに、心の奥がぽかぽかとあたたかくなっていただけたら嬉しいで す。この熱い愛の物語が、明日からを生きる勇気になりますように。劇場でお待ちしています。 ■ 瀧野由美子コメント 瀧野由美子です。 血のつながりだけではない家族の愛の形、銭湯のお湯に浸かった時のようなあたたかい気持ちになる作品です。グループを卒業して、個人としての初舞台、しっかり周りの皆様から沢山のことを吸収して舞台を作り上げていきたいです。 精一杯頑張りますので、今の私を観ていただきたいです。 ■ 中村誠治郎コメント こんな素敵な作品にお声掛けくださり、心より感謝しておりますし、光栄に思っております。 元々映画を見た事があったのですが、物凄く心が動かされて感動しました。 舞台ならではの生の感じを味わって、そして楽しんでいただけるよう自分にできる最大限をやらせていただきます。 そしてお客様の心を動かせるよう精一杯生きます。 何卒よろしくお願い致します。 ■ 小坂涼太郎コメント 向井拓海役で出演させていただきます、小坂涼太郎です。2016年に公開された映画原作の舞台化ということで、携わることができてとても光栄です。 向井拓海という人間と向き合い、これからの稽古でたくさんのことを発見できたらなと思います。稽古から本番まで今からとても楽しみです。 ■ NAPPOS PRODUCE 舞台「湯を沸かすほどの熱い愛」 2024年5月18日(土)~26日(日) 東京都 サンシャイン劇場 2024年6月1日(土)・2日(日) 大阪府 サンケイホールブリーゼ 原作:中野量太「湯を沸かすほどの熱い愛」 脚本・演出:成井豊 出演:岡内美喜子、瀧野由美子、中村誠治郎(Wキャスト)、鍛治本大樹(Wキャスト)、小坂涼太郎、石森美咲、筒井俊作、夏目愛海、関口秀美、和田みなみ