「追想ジャーニー リエナクト」谷健二が松田凌・渡辺いっけい・樋口幸平らの魅力語る
「追想ジャーニー リエナクト」より監督・谷健二のコメントが到着。松田凌や渡辺いっけいらキャスト6名の魅力を明かしている。 【画像】「追想ジャーニー リエナクト」より、30年前の横田雄二を演じる松田凌 前作「追想ジャーニー」から設定や舞台を引き継いだ本作。スランプに陥った初老の脚本家・横田雄二が新作のネタを探すために30年前の自分に会いに行き、売れる脚本家へと導こうと試みるさまが描かれる。松田が劇団を主宰する過去の雄二、渡辺が現在の雄二を演じ、樋口幸平と福松凜が演劇仲間である峯井役と中村役で出演。新谷ゆづみが雄二のファン・麻美役、高尾楓弥（BUDDiiS）が雄二の息子・零士役に選ばれた。 谷は松田と映画「その恋、自販機で買えますか？」の現場でともにしたことを回想し「撮影中のスタッフへの気遣いや気配りを見て、役者としてこんないい子がいるんだと正直思いました。もちろん演技自体も素晴らしく、一ファンになりました」とコメント。渡辺の起用については「ずっと舞台もやられていてキャラにも合うなと思っていました」「いっけいさんの昔の写真を探してみたら『あっ、松田くんにどこか似ているな』と思って、オファーさせていただきました」と語る。 さらに樋口については「芯がある上に礼儀正しく後輩キャラも行けそうで峯井にハマるのではと思いました」と述懐。彼の演技についても「想像をはるかに超えてきて凄く良かったです。こちらから、多くのことを伝えずとも脚本から本人が作り上げてきたキャラクターが作品の中で生きていました」とつづった。 なお入場者プレゼントがオリジナルポストカードとなることも決定。松田、谷のほか主題歌を担当した岸洋佑が参加するシークレットトークライブの抽選券も付属する。都内で行われるトークライブには25組50名が招待され、2025年1月中旬から下旬に開催される予定だ。応募期間は12月5日まで。 「追想ジャーニー リエナクト」は、10月18日より東京の渋谷HUMAXシネマ、池袋シネマ・ロサほか全国で公開。 ■ 谷健二 コメント □ 松田凌について もともと彼が出演している舞台を観たり、編集長を務める「cinefil BOOK」でインタビューをしたことがあり、その後、映画「その恋、自販機で買えますか？」でご一緒させていただくことになりました。撮影中のスタッフへの気遣いや気配りを見て、役者としてこんないい子がいるんだと正直思いました。もちろん演技自体も素晴らしく、一ファンになりました。 そこで、なにかもう一本撮りたいなと思っていたときに「追想ジャーニー」のフォーマットで、クラウドファンディングの協力などがあればできるかもしれないと思い、事務所の社長さんに提案したところ「ぜひやりましょう」とお返事いただき制作が始まりました。 □ 渡辺いっけいについて 松田くんより30歳上で、長台詞をバリバリと話してもらわなければならないので少し難題でしたが、いっけいさんはずっと舞台もやられていてキャラにも合うなと思っていました。 そこで、いっけいさんの昔の写真を探してみたら「あっ、松田くんにどこか似ているな」と思って、オファーさせていただきました。お芝居はもちろん言うことなく抜群でした。 現場では若手俳優たちが、いっけいさんの元に集まりいろいろとアドバイスを受けている姿がほほえましかったです。人格者な上、本当にお芝居が好きで、一緒に出来たことでいい経験になりました。正直、演出という演出はしていないのですが、「よーい、スタート！」という台詞だけは、少し遠慮気味だったので思い切って言ってください、と伝えました。 □ 樋口幸平について 脚本の段階で峯井のイメージは、無骨で男らしいがどこか影があり、見た目は背が高く舞台映えする俳優をキャスティングしたいと思っていました。 これまでの作品からは少しメージ違うかなと思っていたのですが、一度面談させてもらったときにプロを目指してサッカーをやっていたこともあり、芯がある上に礼儀正しく後輩キャラも行けそうで峯井にハマるのではと思いました。 結果、想像をはるかに超えてきて凄く良かったです。こちらから、多くのことを伝えずとも脚本から本人が作り上げてきたキャラクターが作品の中で生きていました。 □ 福松凜について 日曜劇場「下剋上球児」（TBS）を見て、力のある若手俳優が出て来たなと思っていました。松田さんが先に決まり、樋口さんをイメージしていた時に、3人目としてまた違ったタイプなので面白いかと思いオファーしました。 現場中に、台本の中にあるちょっとしたニュアンスが変わる【てにをは】部分を確認しに来てくれて、かなりしっかりと台本を読める役者さんなんだと思いました。タイトな現場ながらすごく楽しんでくれていて、演じるのが本当に好きなんだなと思いました。 □ 新谷ゆづみについて 映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を見て、雰囲気が役に合っているなと思いオファーしました。麻美は唯一の女性でヒロイン的な位置づけですが、各年代を演じ分ける必要があり、かなり難しかった部分もあるかと思います。 しかし、若いながらキャリアもあることから、しっかりと役に向き合うことで各年代のキャラを作って来てくれました。すべてイメージ通りで、こちらから何も言うことはなかったです。 □ 高尾楓弥について 3年前に舞台で一緒になりました。当時はまだ16歳でデビューしたばかり、勿論舞台も初めてでした。普段はグループで歌にダンスをしていますが、その時から芝居のセンスが抜群で、凄い子がいるなと記憶していました。今回また一緒に仕事をする機会あり、うれしく思います。 (c)映画「追想ジャーニー リエナクト」製作委員会
