ご当地体操などで交流 安布里地区初の通いの場に28人 館山(千葉県)
館山市安布里の安布里協同館で18日、地区住民らが集いさまざまな活動を行う「安布里だんだん青空クラブ」が初めて開催された。11人の地区住民の他、町内会や関係者ら17人が参加し、体操や懇談会を通して笑いの絶えないひとときを過ごした。 地域住民同士のつながりや生きがいづくりの場として、市内各地区で立ち上げられている「通いの場」。これまで安布里地区には通いの場がなく、住民からの要望もあり、民生委員児童委員の吉田昇さんを中心に、町内会やボランティアらとともに「安布里だんだん青空クラブ」を立ち上げた。 1回目となったこの日は、関係者らが自己紹介したり、年間の予定を紹介したりした他、ラジオ体操やご当地体操「たてやま元気体操」で体を動かした。 ご当地体操では、同市地域包括支援センターのスタッフらの手本のもと、転倒防止や体幹強化につながる体操をし、「ヨイショ」と声を発する場面では、参加者らの元気な声が響いていた。 加藤知代さん(79)は「楽しいお話や体操でとても元気が出た。家にいるとじっとしている時間が多くなるので、新しい通いの場でみんなで運動ができることがうれしい。来月以降も通いたい」と笑顔だった。 吉田さんは「初回から多くの人に集まっていただき、とてもありがたい。これから継続することが大事だと思う。地区の仲間で助け合って体力づくり、情報交換できる場になれば」と話していた。