【DDT】「27周年記念興行」での3大タイトル戦のトリプル前哨戦でKO-D無差別級王者・上野勇希がHARASHIMAに勝利!「不動のエースに勝って、KING OF DDTにもっと真っすぐ行く」
HARASHIMA「ギアをもう1個上げて、3月17日に向かっていきたい」
DDTプロレスが3月6日、東京・新宿FACEで「Judgement2024 TOUR in SHINJUKU」を開催した。17日の東京・後楽園ホールで行われる3大シングルタイトル戦のトリプル前哨戦で、上野勇希がHARASHIMAを絞殺し弾みをつけた。 3大シングルタイトル戦とは、KO-D無差別級選手権(王者=上野vs挑戦者=HARASHIMA)、DDT UNIVERSAL選手権(王者=MAOvs挑戦者=正田壮史)、DDT EXTREME選手権(王者=勝俣瞬馬vs挑戦者=岡谷英樹)で、この日は王者組と挑戦者組に分かれて6人タッグマッチで激突した。 【動画】レフェリーストップにもギブアップはしてないと語るHARASHIMA MAOと正田は激しい打撃戦を展開し、勝俣と岡谷は本番さながらで頭に竹串を刺し合う。HARASHIMAが上野にミドルキック連打、ファルコンアローでダメージを与え、スワン式ボディプレス、ハイキック、リバース・フランケンシュタイナー、串刺し式蒼魔刀と怒涛の攻め。しかし、走り込んだところをキャッチした上野がブラックアウトスリーパー(変型胴絞めスリーパー)で絞め上げると、危険とみなしたレフェリーが試合を止めた。 前哨戦でHARASHIMAを直接制した上野は「HARASHIMAさんとタイトルマッチが決まっていっぱい考えました。僕たちDDTはHARASHIMAさんの変わらないすごさとか、明るさに全員甘えていたんです。僕たちはチャンピオンになって、DDTを180°変えようなんてつもりはまったくない。でも、甘えて変わらないままでいいとも思わない。僕たちがチャンピオンとして、DDTをもっと面白くしていきますから」と締めのマイク。 バックステージに戻った上野は「タップしなかろうがレフェリーが止めることもある。HARASHIMAさんがギブアップしないこととか、落ち込まないこととか、暗くならないこととか全部わかる。それがHARASHIMAさんのすごいところ。DDTの不動のエースであるということ。それに甘えてたんです。勝てると思うなら意地でも勝たないといけない。悔しい思いをさせてでも勝たないといけない。HARASHIMAさんの奥底を見ないといけない。僕の奥底を見てもらわないといけない。ホンモノのKING OF DDTになるためには、心と心をぶつけようよ。今日の勝ちはHARASHIMAさんを一つ乗り越えられた。17日、勝つよ! DDT不動のエースに勝って、僕はKING OF DDTにもっと真っすぐ行くから」と必勝宣言。 前哨戦で手痛い敗退を喫したHARASHIMAは「最後の部分は、これから返そうと思ってて。レフェリーが止めたので、そこに文句はないですけど、ギブアップはしてないんで。上野にああいう武器があると知れたので、本番でそうはいかないぞと。気合、改めて入って、ギアをもう1個上げて、3月17日に向かっていきたいと思います」と仕切り直しを期した。 MAOは「ブライアン・キース、町田光とバチボコやってたら、ちょっとやそっとじゃ満足できなくなっちゃった。正田が俺のここ(心)に来るものがない。サシで当たったらもう容赦しない。自分がどうなってるかもわからない。つまらなさすぎて押し切っちゃうかもしれない。あとは本番、そこでどんなものが来るか、楽しみにするしかない。今は何もなかった」と余裕の表情。 勝俣は「岡谷英樹君、いっぱい前哨戦やってきたので、伝えました。あとはどう僕に向かってくるか。デスマッチ、ハードコアでは僕のほうが経験値で上。その経験値を上回る覚悟で来れるのか。岡谷は僕が休んでる8ヵ月で相当強くなってます。だから今のあなたに勝ちたい。今の岡谷英樹をすべてぶつけてこい。俺も後がないんで、負けるつもりもない」とキッパリ言い切った。 【大会名】Judgement2024 TOUR in SHINJUKU 【日時】2024年3月6日(水) 【会場】東京・新宿FACE 【観衆】303人(満員) ▼オープニングマッチ 30分一本勝負 クリス・ブルックス&●イルシオン vs To-y○&夢虹 7分58秒 体固め ※コジマインパクト ▼第二試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負 大石真翔&○シシャモパワー vs ヨシ・タツ&アントーニオ本多● 9分17秒 片エビ固め ※シシャモ・オブ・ヤマダ ▼第三試合 平田一喜デビュー14周年記念試合vol.1~マジかよ!?相手の技一つ封印デスマッチ!! 30分一本勝負 ●男色ディーノ vs 平田一喜○ 9分29秒 反則勝ち ※ディーノは男色殺法、平田はダンスをした時点で即反則負けとなる特別ルール。 ▼第四試合 30分一本勝負 秋山準&○樋口和貞&高尾蒼馬 vs 佐々木大輔&KANON&MJポー● 10分56秒 体固め ※ブレーンクローから押さえ込む ▼セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ~DDTvsAJPW 30分一本勝負 遠藤哲哉&飯野雄貴&●松永智充 vs 本田竜輝○&安齊勇馬&井上凌 17分51秒 体固め ※ファイナルベント ▼メインイベント Road to Judgement2024!スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負 ○上野勇希&MAO&勝俣瞬馬 vs HARASHIMA●&正田壮史&岡谷英樹 18分31秒 TKO勝ち ※Blackout Sleeper→レフェリーストップ 〈写真提供:DDTプロレスリング〉
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