iOS 18で一番気に入った音楽を「感じる」機能
iOS18で私が個人的に気に入ったのは「ミュージックハプティクス」機能です。 この機能はいたってシンプルです。iPhone 12以降で有効にすると、iOSが再生中の曲のビートに合わせて振動を発生させ、リスナーに音楽を「感じる」体験を提供します。 私が試してみたところ、ほぼすべてのジャンルの音楽で機能することがわかりました。ロック、ラップ、クラシック、ジャズなど、はっきりとしたビートがあれば、iPhoneがそれにあわせて振動します。
「ミュージックハプティクス」はどういう機能?
この機能は、iPhoneのTaptic Engineによる触覚振動を利用しているため、iOSは、微妙なスタッカートから長く持続する残響音まで、さまざまな異なるタップや振動を採用することができます。 この機能は、聴覚障害のあるユーザー向けに設計されており、Apple Musicのトラックだけでなく、対応するサードパーティのプラットフォームからの音楽にも拡張する予定です(ただし、Appleはその場合のプラットフォームに関しては言及していません)。
Apple Musicで「ミュージックハプティクス」を有効にする方法
iOS 18にアップデートした後、Apple Musicで新しいタブを開くと、「Feel the Music」という新しいセクションが表示され、4つのプレイリストが用意されています。 手順 まず、「設定」を開き、「アクセシビリティ」へ。 「聴覚」セクションまでスクロールし、「ミュージックハプティクス」をタップ。 トグルをオンにして、この機能をオンに。次に、Apple Musicに移動して、曲を再生する。 トラックがこの機能に対応している場合、再生バーの下に「ミュージックハプティクス」ボタンが表示されます。 ハプティクスフィードバックをお楽しみください。 このボタンはいつでもタップして、ハプティクス(触覚)を一時停止することができます。 また、この機能を有効にすると、コントロールセンターに新しい「ミュージックハプティクス」オプションが表示されます。 一時停止や再開をそこから行なうほうが好みなら、それも可能です。私の場合はコントロールセンターの2番目のメニューに表示されていますが、iOS 18の新しいコントロールセンターのカスタマイズオプションの一部として、タイルを手動で好きなページに追加することもできます。
春野ユリ