「好きになりたくないんですよ」古川琴音“水季”が池松壮亮“津野”と紡ぐ恋の物語<海のはじまり>
Snow Man・目黒蓮が主演を務める月9ドラマ「海のはじまり」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)の特別編「恋のおしまい」が、8月26日(月)に放送される。 【写真】薄暗い中、肩を並べて寝そべる津野(池松壮亮)と水季(古川琴音) ■親子の愛を通して描かれる“家族”の物語 本作は、今の時代だからこそ伝えたい人と人との間に生まれる愛と、家族の物語を描く“親子の愛”をテーマにした完全オリジナル作品の特別編。 人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのか。自分の子どもが7年間生きていることも、これまでをどう生きてきたかも知らなかった夏(目黒)と、突然自分の人生に現れた海(泉谷星奈)の関係や、亡くなった彼女と娘の“母と子”の関係など、登場する人物らの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに、そして丁寧に描き紡いでいく。 今回の特別編は、古川琴音演じる水季と池松壮亮演じる津野を主軸とした完全新撮のラブストーリー。物語は本編より3年前の夏を舞台に、津野と水季、二人の間に芽生えた小さな恋をはかなく切ないタッチで描いている。 ■「海のはじまり」特別編あらすじ 特別編「恋のおしまい」は―― 2021年、夏。水季は4歳の海と小さなアパートで暮らしていた。テレビの情報番組は東京オリンピックのことを連日報道。図書館司書として働く水季は朝の出勤時に、図書館入口近くの駐輪場で津野の姿を見つける。わざとスニーカーの靴ひもをほどき、その場にしゃがんで結び直す水季。津野は水季の存在に気付き「おはよ」と声を掛けて2人で図書館の中へ入る。 昼休み、休憩室で一人で休む水季の元へやってきた津野は「…南雲さんさぁ」と声を掛けたのち、「なんか、どっか、行きたいところある?」と続ける。そして、二人で出掛けないかという津野の提案に水季は驚きつつも、「津野さんのこと好きになりたくないんですよ」と自分の心を抑制していると告白する。 ――という物語が描かれる。 この回では、これまで一切描いてこなかった、夏と水季が別れた後のことが描かれるため、「特別編」でしか見られない夏の表情も見ることができるという。夏に別れを告げ、一人で海を産み、育ててきた水季。 幼い娘を一人で背負い、つつましくも愛にあふれた母の姿と、恋する女性のしおらしさの両面を併せ持つ水季を同僚として支え、恋心と武骨に向き合う津野の献身的な姿も表現されている。 ■「恋のおしまい」というタイトルに…予告動画に反響 公式X(旧Twitter)などで見ることのできる予告動画は、「気晴らしっていうか…」と口ごもりながらデートに誘う津野に、「津野さんと私の?」と水季が返すシーンから始まる。 はたから見れば恋人同士としか思えない仲睦まじいデートを楽しみながらも、「子どもいると、自分に色がなくなってきます…」という普段は口にできない水季の本音が漏れるシーンや、夏のことをいまだに思い出してしまい、揺れ動く気持ちを吐露するシーンが映し出される。 また、津野が水季に思いを寄せながらも優しさゆえに今一歩踏み込めない、もどかしく切ないシーンも描写され、視聴者からは「予告だけで切ない」「タイトルだけで泣ける」といった放送への期待の声が寄せられている。