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日本初の鉄道が開通してから150周年を記念したイベントが、17日、イギリスの日本大使館で開かれました。日英両政府は、鉄道分野での協力関係を強化していく方針です。 1872年に、イギリスの協力のもと、日本初の鉄道が新橋～横浜間で開通してから、去年で150年が経過するのを記念したイベントが、17日、イギリスの日本大使館で開かれました。 イベントで登壇した林大使は、日本の外国での鉄道技術への貢献に触れ、「日英での鉄道協力が始まって以降、日本は鉄道システムを享受する世界有数の国となった。今、多くの日本人がイギリスに恩返しをしたいと願っている」と、鉄道分野でのイギリスの技術協力に感謝を述べました。 また、来賓として参加したイギリスのヒュー・メリマン鉄道相は、「日英の協力関係はこれまでにないほど強固なものになっている」と述べて、今後の日英の鉄道分野での協力に期待を寄せました。 日英の鉄道分野での協力をめぐっては、JR東海が30年以上にわたって技術者の交流プログラムを実施しているほか、日英両政府が、2002年から関係省庁や民間企業などが参加する作業部会を毎年開いていて、今後も協力関係を強化していく方針です。