佳子さまは「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」についてどのようにお考えなのか
相次ぐ「お相手候補」報道
秋篠宮家の次女・佳子さま(29)をめぐる「お相手候補」報道が相次いでいる。昨年末に29歳になられた「お年頃」ということも影響しているのだろうか。その一方で、国会では「安定的な皇位継承のあり方」に関して、衆参両院の議長と各党の代表者らによる協議が始まっている。議論の方向性によっては佳子さまの結婚にもかなり影響を与えるものだが、佳子さまご自身はどのようにとらえていらっしゃるのだろうか。 【独占入手 写真46枚】「パーティーにお出かけ?」色気あふれるドレッシーな眞子さんと、笑顔で手をつなぐ圭さん 小室夫妻のNY生活の現在の様子を見る
ここ最近続いた報道は、代々、薩摩の地を収めてきた島津家の分家の末裔に当たる男性が佳子さまのお相手ではないかというものだった。 「“密会”情報がリークされたわけではなく、佳子さまが島津家との会合に参加したという点をきっかけにした報道で、若干先走っているような部分があるように感じました」 と、担当記者。
いつ婚約発表があってもおかしくない
「ただ、30歳を目前にされて、いつ婚約発表があってもおかしくないだろうとの意識がメディアの側にあるのは事実で、そのあらわれと言えるでしょう」(同) 5月末からのギリシャ公式訪問に際しては、「これが最後の海外公務」「ここ数年は公務に邁進されるお気持ちを固められた」などと、正反対の報道が乱れ飛んでいるのが現状と言えそうだ。 加えて皇室をめぐっては、差し当たり「安定的な皇位継承のあり方」に関して、衆参両院の議長と各党の代表者らによる協議が始まっている。額賀衆院議長はこの通常国会の会期中に立法府の総意をまとめたいとの考えを示している。 政府は2022年1月に有識者会議の報告書を国会に提出しているのだが、皇族数を確保する方策として「女性皇族が結婚後も皇室に残る案」が盛り込まれている。愛子さまや佳子さまに大きな影響を与えそうな中身に見えるが……。
「皇室を出る」
「もちろん表向きには具体的に触れられていませんが、女性皇族が結婚後も皇室に残る案については可能性があるとしたら、愛子さまを対象にしたものだということになっています」(同) もちろん、この案を成立にまで持っていくためには、現在の皇室典範が定める「皇族女子は天皇及び皇族以外の者と婚姻したときは、皇室の身分を離れる」に関して法改正・特例法が必要となる。 「これが認められたとしても、”女性皇族の配偶者と子どもの身分がどうなるのか“という問題がつきまとうとされています。一家族の中で身分の差が生まれかねないという懸念をどうクリアするか、知恵の出しどころです。こうした議論が煮詰まり、実際の改正に至るにはそれなりの年数がかかるでしょう。そのため佳子さまご自身はこの議論について当事者意識をお持ちになっていないということでした」(同) 法改正の前に「皇室を出る」とのお考えが強いのかもしれない。 デイリー新潮編集部
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