ラーメン日高屋オープンへ 北埼玉人の生活圏・太田市に 群馬初のロードサイド型店、10月に開業予定 近くにヤオコー、しまむらあり買い物便利 さらに幸楽苑、天下一品、バーミヤン、餃子の王将など激戦へ
ラーメン店「日高屋」を展開するハイデイ日高(埼玉県さいたま市大宮区)が群馬県太田市に、同県内では初となるロードサイド型店舗の「太田内ケ島店」を10月にも開業することが、6日までに分かった。同県内2店舗目。すでに求人と工事を始めている。 “日高屋”太田内ケ島店の写真 店前の通りの様子 交通量あり集客に期待、ゆとりある駐車場【写真3枚】
利根川を挟み埼玉県北部と接し生活圏も重なる同市は、輸送機械工業が盛んなことを背景に国内屈指の自動車社会で知られる。群馬で早期に5~6店舗規模を目指しており、太田への進出はその一環。近い業態も複数進出する地域で、注力するロードサイド店でのファン開拓を急ぐ。 新店は太田市役所から南東に約2キロの同市内ケ島町。以前はファミリーマートが営業していた場所に出店する。日高屋の中核を担う行田市のセントラルキッチンから半径約25キロ圏に当たる。 出店地の徒歩圏にはヤオコー(川越市)やしまむら(さいたま市大宮区)の店舗があり、県北部から訪れる買い物客は少なくない。埼玉からの集客も見込める場所として、新店の出店地として選んだようだ。 接する幹線道路は県道323号。同県道沿いには西に約1キロの場所に「幸楽苑」、同約1・5キロに「天下一品」、東に約800メートルには「バーミヤン」があり、太田市内には「餃子の王将」も2店構える。いずれもロードサイド店。後発組として競合とどのように差別化を図れるかが、今後の展開の試金石になりそうだ。