4月26日に開館した豊田市博物館。

　豊田市博物館（豊田市小坂本町5）が4月26日、オープンした。（豊田経済新聞） 　市域の自然・歴史・産業など幅広い分野を扱う総合博物館として、豊田市美術館と隣接する旧豊田東高校跡地に誕生した同館。さまざまな資料の収集・保存・調査研究、展示やイベントなどを「とよはくパートナー」をはじめとする市民が参加することによる「市民と共につくりつづける博物館」がコンセプト。 【写真】豊田市博物館が開館　「市民と共につくり続ける博物館」へ 　青空の広がる晴天に恵まれた25日に、博物館入り口のエントランス大屋根の下で、太田稔彦豊田市長をはじめ、多くの来賓や招待客が出席して開館式が行われた。 　テープカットに続いて行われた内覧会では多くの人が館内を巡り、「とよたの自然と人々の営み」をテーマとした4つのコーナーのある常設展では、「とよたモノ語り」と名付けられた高さ7.8メートルの展示棚の資料を見上げる人、ジオラマや映像の前で足を止める人などの姿が見られた。 　同館の村田眞宏館長は「皆さんとともにつくり続ける博物館、いろいろ楽しんでいただける博物館にしていきたい。市民と一緒に、これからも博物館づくりをしていきたいと思うので、ぜひ、お越しいただければ」と呼びかける。 　開館時間は10時～17時30分。月曜休館（祝日除く）。常設展の観覧料は、一般＝300円、高大生＝200円、中学生以下無料。