科学の甲子園ジュニア全国大会に初出場 西田学園(福島県郡山市)の生徒 「全力を尽くす」
兵庫県姫路市で13日から行われる中学生が理科や数学の知識を競う「第12回科学の甲子園ジュニア全国大会」に、福島県郡山市の西田学園の生徒が初出場する。メンバーの川前沙姫さん、石井杏奈さん、橋本凜太さん(いずれも7年生)は「出場が決まり驚いたが、今は『やってやる!』という気持ちだ」と意気込んでいる。 3人は同じクラスメート。数学や生物の科目が得意で出場を決めた。県予選で上位成績を収め、会津若松市の会津若松ザベリオ学園中と共に福島県代表となった。 全国大会は会津若松ザベリオ学園中の生徒3人とチームを組む。理科や数学など複数分野が出題される筆記競技は6人で協力して問題を解き、実技競技は3人1組に分かれてそれぞれ工作課題と実験課題に挑む。 工作課題は事前に競技概要が公開される。今年は斜面を下る台車がストッパーにぶつかる勢いを利用して、台車に登載した飛行物体の飛距離を競う。チーム内で戦略を練り、試作品の改良を重ねてきた。
チームは総合で10位以内、工作課題で3位以内を目指す。川前さんは「たくさん準備してきたので頑張りたい」、石井さんは「出場するからには良い結果を残したい」、橋本さんは「全力を尽くしてくる」と闘志を燃やした。 (郡山版)