ウィリアム皇太子、ヘンリー王子のインビクタス成功に嫉妬? ジャーナリストの指摘が物議を醸す
負傷した軍人のためのスポーツイベント、インビクタスを立ち上げて今も運営に関わっているヘンリー王子。イギリスのジャーナリスト、ロバート・ジョブソンがイベントの成功についてコメント、波紋を呼んでいる。 【写真】子ども時代の写真を発掘!ヘンリー王子 & ウィリアム王子の仲良しフォトアルバム
ジョブソンはインビクタスについて特集したドキュメンタリー「Prince Harry's Mission: Life, Family and Invictus Games」に出演、「このスポーツイベントはヘンリー王子にとって最も重要な、情熱のプロジェクトだ」とコメントした。さらに「ローンチ以来、非常に成功している。費用は決して安くなく莫大な資金がかかっているのに、王子はこれまでその資金を集め続けることができた。これは素晴らしいことだ」と称賛の言葉も。
さらにジョブソンは「この成功ぶりに対する嫉妬もあると思う」と分析。「ウィリアム皇太子はこの大会がいかに成功し、多くの資金が投入され多くの政府が関与していることに驚いていたと思う」とコメント、皇太子が王子の成功に嫉妬していたと示唆した。
インビクタスが始まったのは2014年。王子が王室にいた時代にはウィリアム皇太子やキャサリン皇太子妃が立ち上げたチャリティ財団、ロイヤルファウンデーションもパトロンとして関わっていた。またロイヤルファミリーたちもサポート。チャールズ国王は第1回大会に出席、エリザベス女王も第2回大会のPR動画に出演していた。しかし王子が王室を離脱してからは、王室メンバーは当然ながらインビクタスに関わっていない。
ちなみにヘンリー王子は回顧録のプロモーション中に受けたインタビューの中でウィリアム皇太子とは「常にライバル関係だった」とコメント、兄弟の間に競争心があったと話している。とはいえそれは最初から激しかったわけではなく、マスコミが煽ったせいで深まったとも。「マスコミはウィリアムとキャサリンのウェールズ家と僕と僕の妻であるサセックス家を対立させた。彼らはいつも私たちを張り合わせ、キャサリンとメーガンを対立させてきた」。
ジョブソンのコメントはウィリアム皇太子を支持するウェールズ派の間で波紋を呼んでいる。インビクタス以外に目立った活動をしていない王子に皇太子が嫉妬するわけがないという厳しい意見も浮上している。彼らがこれからどう反撃するのか注目が集まっている。