興収203億円のヒット作「ONE PIECE FILM RED」完全ノーカット地上波初放送
尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めたアニメーション映画「ONE PIECE FILM RED」の完全ノーカット地上波初放送が、10月13日にフジテレビで行われる。同日には、尾田が「ONE PIECE」連載前の19歳の頃に執筆した短編「MONSTERS」を原作とするアニメ「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」も関東ローカルで地上波初放送される。 【画像】原作は尾田栄一郎が19歳で描いた短編、アニメ「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」 「ONE PIECE FILM RED」は「ONE PIECE」の劇場版シリーズ第15弾。音楽の島エレジアを舞台に、世界中を熱狂させる歌姫ウタと、ルフィ率いる麦わらの一味、そして赤髪のシャンクスの物語が展開していく。2022年8月6日に封切られ、2023年1月に終映を迎えるまで半年間のロングランを記録。ファンの期待に応える形で2023年10月にアンコール上映も実施された。興行通信社による最終的な興行収入は203.4億円、国内観客動員数は1474万人。シリーズ歴代最高の興収と動員数を達成し、邦画歴代の興収ランキングでは4位に位置している。 監督は「コードギアス」シリーズの谷口悟朗。声のキャストには田中真弓、中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、宝亀克寿、池田秀一、津田健次郎、山田裕貴、霜降り明星の粗品とせいや、桑島法子、新津ちせ、梶裕貴が名を連ねる。ウタ役は名塚佳織が声、Adoが歌唱を担った。 「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」は、竜が恐怖の存在として恐れられる町を舞台に、侍リューマの姿を描いた剣戟活劇譚。「劇場版 呪術廻戦 0」の朴性厚が監督・構成を担い、細谷佳正、花澤香菜、東地宏樹、真殿光昭、野村勝人、中井が声の出演をした。原作は1994年に発表された短編読切。アニメはE&H productionによって制作され、2024年1月よりNetflix、Prime Videoで配信された。 2作品の放送時間は後日発表される。「ONE PIECE FILM RED」プロデューサーの梶本圭、フジテレビ編成部・日高峻から届いたコメントは下記の通り。 ■ ONE PIECE FILM RED フジテレビ 2024年10月13日(日) ※放送時間は後日発表 ■ MONSTERS 一百三情飛龍侍極 フジテレビ 2024年10月13日(日) ※関東ローカル ※放送時間は後日発表 ■ 梶本圭(「ONE PIECE FILM RED」プロデューサー)コメント あの熱狂、あの興奮、あの感動から2年。長年のONE PIECEファンから新たに映画をきっかけにファンになった方。本当に多くの方に映画館にご来場いただきました。小学生の男の子から“5回目のライブに行ってくる!”とありがたい言葉をいただいたり、女の子が劇中歌を口ずさんでいたりする姿を見て世代の広がりを感じ、老若男女に響いたことはうれしい限りです。 そして、ようやく皆様にテレビで見ていただける日がきました!映画館まで来ていただいた方も、初めて見る方も一緒になってエレジアのライブ会場でウタのライブを見て盛り上がりましょう! ■ 日高峻(フジテレビ編成部)コメント 1999年10月20日にTVアニメの放送がスタートしてまもなく25年、たくさんのONE PIECEファンの皆様に支えられてここまで歩んでくることができました。そんなアニメ放送25周年を記念して、10月13日はONE PIECE尽くしの一日をご用意させていただきました! 激動の展開を迎えているTVシリーズ・エッグヘッド編、ONE PIECEの世界観とも繋がりのある尾田栄一郎先生原作の「MONSTERS 一百三情飛龍侍極」、そしてシリーズ史上最大のヒットを記録した「ONE PIECE FILM RED」を完全ノーカット放送でお届けします! アニメシリーズの節目となるこの機会に、皆さんで一緒に盛り上がりましょう! 是非お楽しみください。