松下知之、東洋大入学「一歩近づいた」憧れ萩野公介氏の“後輩”に 初の東京生活に「綿棒めちゃくちゃ持って来た」
競泳男子の400メートル個人メドレーで、パリ五輪出場権を手にした18歳の松下知之が6日、東京・日本武道館で行われた東洋大の入学式に出席した。「(競泳で)成績を出していきたい。大学生活も楽しみ。すごい充実したって言える4年間にしたい」と決意を新たにした。 東洋大は、幼少期から憧れてきた同種目五輪金メダリスト・萩野公介氏の母校。目標とする大先輩と同じ道を歩み、「五輪にも出場して、東洋大にも入ってというので、(萩野さんに)一歩近づいたと感じている。入りたかった大学なのでうれしい」。大学4年間は都内で寮生活。栃木から上京の際に、過去集めてきた萩野公介氏のグッズは、全て実家に置いてきた。「(持ってくるか)迷ったんですけど、大学に来たからには、自分の道で頑張る」と松下。東京生活の必需品として実家から持って来たものとして「耳かき好きなので、綿棒めちゃくちゃ持って来ました」と笑った。 ここから萩野氏と同じ、五輪での表彰台、さらに金メダルを目指して行く。「(パリ五輪は)4分6秒台を目指し、メダル獲得。大学4年の後にロサンゼルス五輪があるので、そこでしっかり金メダルを取る」と誓った。
報知新聞社