広島県北の児童が挑戦!美味いコメ日本一競うコンテスト 北広島町の大朝小学校
中国放送
広島県北広島町で、美味いコメ日本一を競うコンテストが開かれました。最終審査に進出した30点のコメの中には地元の小学5年生たちが学校の授業で作ったコメもありました。児童たちの挑戦、結果はどうだったのでしょうか? この「全日本お米グランプり」はコメ処・北広島町を全国にアピールしようと2年前から町とJAなどが開いています。 ことしは全国から応募のあった298点のコメの中から30点が最終審査に残りました。地元・北広島町からは4点が残りその一つが大朝小学校の5年生7人が授業で作ったコメです。 大朝小学校 金原直樹校長 「正直驚いています。今回はね、まあ試しにという感じですが、まさかこんなに早く最終審査にまで残るとは思ってなかったので」 大朝小学校では毎年、5年生が総合的な学習でコメ作りをしています。今年は、少し様子が違いました。 田んぼは自分たちで役場に行って耕作放棄地を紹介してもらいました。苗作りも種まきから挑戦しました。一番違っていたのは目標です。 児童ら 「(Qなんでこのコメを作りたいと思ったんですか?)グランプリで1位とりたい。グランプリで1位をとりたかったから」 先生役の農家が、昨年度、別のコンテストで日本一に輝いたのです。作る品種も先生のコメと同じにしました。最終審査には先生のコメも残りました。 箕野博司町長 「本当に嬉しく思っています。将来、この子どもたちのうち何人かがですね、農業で頑張ってみようという風に思ってくれたらいいなって期待をしているところであります」 最終審査1回戦が始まりました。トレイの上に炊き立てのご飯が名前を伏せた状態で並べられています。審査員が自分の舌で味わい順位をつけます。2回戦に進出できるのは30点のうち10点です。 女子児童「緊張する(緊張する)」 男子児童「おいしいなと思ってもらえたら、嬉しいな」 先生役 水口一真さん 「粘りと甘みと香り、この3点はすごくよく出来てるんじゃないのかなーと思ってますので、その辺をいいように評価して頂ければ、いいかなと思います」
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