【となりの妖怪さん】聖地の串カツ屋でnohoさんとPiiさんが初対談!
串カツ くまた
――この「串カツ くまた」もnohoさんは利用されたりしているんですか? noho 作中で「みんなが行きそうな串カツ屋さんを出したいな」ってふと思って、地元のいい雰囲気のお店を探してこのお店を登場させてもらいました。他にも舞台のモデルになっている地域の中で知っている場所に取材に行ってパシャパシャと撮影して資料にしたりということもしています。「道の駅 潮見坂」なんかは一度行ったことがあったんですが、すごく素敵な場所で、オーシャンビューが素晴らしいんですよ。「ドライブ行くならあそこかな」っていうことで選んだ場所になります。 Pii 今日のこの取材の前に行ってきました。海がすごく近かったです! 残念ながらメッチャ雨でしたけど(笑) noho 晴れていたらすごく綺麗なんですけどね(笑) ――改めてアニメ本編を今までご覧になっての感想をお聞かせください。 noho すべてのシーンが大好きで、毎回ニコニコしながら見させてもらっています。そんな私の思いを伝えたくて、Xに各話放送後に好きなシーンをまとめたイラストを描いたりもしているんですが、それを監督やスタッフ、声優の皆さんにも見てもらえているのは恥ずかしいやら嬉しいやらって感じですね(笑) ――アニメならではの面白さを感じたところなどありましたらお聞かせください。 noho 自分からは出てこない独自の表現や演出でいろんなシーンが映像化されているのを見ると、血湧き肉躍るじゃないですけどワクワクします。私が描いた原作にひと味新しい要素を加えてくださって、アニメだからこその面白さが足された表現を見せてくれるのがホントに嬉しくて。すごい刺激になっています。 Pii 私は声優さんの演技ですね。声が入るとやっぱりキャラクターのイメージが膨らみます。特に化け狐の百合さん役の大地葉さんの演技がすごく素敵なんですよ。いろんな表情を見せる百合さんを細やかに表現されていて、すごいなって思いながらいつも見させてもらっています。 ――このアニメに関わったことで、これからの創作活動、音楽活動にどんなプラスの影響を与えてくれたと思いますか? Pii 『となりの妖怪さん』という作品に出会えたご縁を本当にありがたく思っています。音楽って素敵な作品と一緒になることでどんどん広がりをみせていくものだということを今回実感することが出来ましたし、とてもいい経験になりました。 ――もしまたアニメの主題歌のオファーが来たら、もう一度チャレンジしてみたいと思っていますか? Pii ぜひ! 何度でも(笑)。 noho 私は脚本会議とかにも参加させていただいたりもして、すごい勉強になりました。アニメを見ていても「こういった表現があるんだ」とか、「セリフの間でこんなにも見せ方が変わるんだ」といった気付きや感銘を受けたことがたくさんあったりしましたので。そうして得られたものを、今後作品を描くときに取り入れていくことができればいいなと思っています。 ――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。 Pii アニメと一緒に「お化けひまわり」をたくさん聴いていただきたいですね。妖怪さんの世界のお話だけど、現実の世界でも通じる部分がたくさん描かれている作品になっていますので、ぜひ楽しみながら見ていただき、それを探す旅を一緒にしていきましょう! noho 物語も後半戦に入りましたが、楽しみにしているのはやっぱり最終話ですね。第1話とこの最終話は私もアフレコに立ち合わせてもらったんですが、最初の頃と全然違う雰囲気だったりするんですよ。映像の方も未完成のものを見てもらっていたりするんですが、今の段階で既にすごいことになっていたりしますので、最終話までぜひ楽しみにしていただけると嬉しいです。
ライター 川畑剛