絶滅危惧種指定の貴重な植物「サギソウ」総社市の湿地で見頃 ハッチョウトンボも舞う【岡山】
岡山放送
岡山県の絶滅危惧種に指定されている貴重な植物サギソウが2024年も総社市で見頃となっています。 湿地で風に揺れる白く可憐な花、サギソウです。総社市のヒイゴ池湿地では、約1万株のサギソウが自生していて毎年この時期に見頃を迎えます。シラサギが翼を広げたように見えることからその名がついたとされるサギソウ。 県の絶滅危惧種に指定されている貴重な植物で、2024年も7月下旬から花が咲き始めました。湿地では、体長が2センチほどのハッチョウトンボや白く小さな花が特徴のアギナシなども観察でき、豊かな自然を楽しむことが出来ます。 (北の吉備路保全協会 萱原潤会長) 「気軽に来て普通の平易な格好で来られて便利な場所だが、貴重なものがいっぱい生きていたり咲いていたりするので観察のマナーをしっかり守って皆さんで楽しんでもらえたら」 ヒイゴ池湿地のサギソウは、現在が開花のピークということです。
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