8月の宿泊者、月間過去最多 6611万人、円安傾向で
観光庁が30日発表した8月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に宿泊した日本人と外国人は前年8月比2.7%増の延べ6611万210人だった。月間として過去最多だった2019年8月の6323万4040人を上回った。円安傾向が続き、訪日客が増えているのが要因。航空路線の増便も追い風となった。 宿泊者のうち外国人は20.9%増の1281万3890人で、日本人は0.8%減の5329万6320人だった。客室の利用状況を示す稼働率は1.3ポイント増の63.9%となった。 24年7月分の都道府県別データ(2次速報)も発表。宿泊者数は28都道府県で前年7月より増えた。