官公庁で仕事始め 知事は魚市場を視察し仕事始め 県庁では映像配信による知事訓示 岩手
IBC岩手放送
官公庁は6日が仕事始めです。毎年、仕事始めを沿岸で行っている達増拓也岩手県知事は岩手県宮古市などを視察しました。 【写真を見る】官公庁で仕事始め 知事は魚市場を視察し仕事始め 県庁では映像配信による知事訓示 岩手 午前7時に宮古市魚市場に到着した達増知事は、関係者から水揚げされた魚や漁獲量などの説明を受けました。 達増知事はこの後、2025年3月で震災発生から14年を迎える宮古市や山田町の復興状況を視察しました。 (岩手県庁) 県庁の政策企画課では、午前10時にあらかじめ収録された知事訓示の映像を職員が視聴しました。 県では新型コロナの感染拡大防止と職員の働き方改革を進めるため、2021年から映像配信で知事訓示を行っています。 達増知事は県内外で多発する自然災害への対応などを強調しました。 (達増拓也 岩手県知事) 「自然災害や家畜防疫、感染症など、様々な危機に対応するため、ハード面・ソフト面の両面から備えていきましょう」 また、年始に盛岡市と軽米町の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが相次いで発生したことを受けて急遽、映像を追加撮影し、職員への激励と正確な情報発信の重要性を呼びかけました。 (釜石市役所) 一方、釜石市では小野共市長が市の幹部職員などおよそ60人を前に訓示を行いました。 (小野共 釜石市長) 「まず歳入のことを考えながら事業や施策の精度を上げていく。長期に渡って体質を改善していく必要がある」 小野市長は人口減少や地域経済の悪化への危機感を述べ職員に一層の奮起を求めました。
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