当時の写真や体験談掲載 三陸はるか沖地震30年 気象台が特設ページ開設
八戸市などで死者3人、負傷者788人を出した1994年12月28日の「三陸はるか沖地震」から30年の節目を前に、当時を振り返り、地震の教訓を伝えようと、青森、盛岡両地方気象台は合同で特設ページを開設している。 地震は午後9時19分、八戸の東方約180キロの三陸沖を震源に発生。地震の規模はマグニチュード(M)7・6で、最大震度6を観測した市内では、死者2人、負傷者720人に上り、最も深刻な被害に見舞われた。 特設ページは、当時の職員が撮影した写真や体験談などを紹介。両気象台ホームページから接続できる。 青森地方気象台の地震津波防災官の三上晃司さんは「過去の大規模災害に関心を持ち、いつ発生してもおかしくない災害に備える機会にしてほしい」と呼びかけている。
デーリー東北新聞社