2世歌手・黒木じゅん、アメリカに行く 現地でムード歌謡の需要ってあるの?
オリジナル曲や父・黒木憲のヒット曲、僕が歌うデュエット曲「六本木恋ものがたり」を渡辺ゆきさんとデュエットし、ステージ前半を終えました。ステージの合間に飛田マックスさんやとんぼ歌謡クラブの皆さんの懐メロコーナーがあり、再び黒木じゅんが登場し、後半が始まりました。 水原弘さん、石原裕次郎さんほか、昭和のヒット曲を歌い、ダンス系ムード歌謡を歌わせていただいたときには、みなさま大盛り上がりで、笑顔でノリノリのダンスが始まりました。最初は会場の後方やご自身のテーブル近くで踊っていらしたのですが、ついにステージ上や前方のフロアでダンス、ダンス、ダンス。会場内がダンスホールに様変わりしたようでした。 「約20年続いている新年会で、こんなに盛り上がったのは初めてだよ!いやぁー驚いた!すごい!黒木さんの品格だね。人柄がみんなに伝わったんだねぇ」とうれしいお言葉の数々を頂戴しました。僕自身、本当に嬉しく楽しく歌わせて頂けて最高でした。 かつて父・黒木憲が「ステージを楽しめよ。自分が楽しめば、お客様も楽しんで下さるから」と僕によく言っていました。本当にその通りだと、いつも父のこの言葉を大切にしています。 ラストの曲は、現在頑張っている「濡れて神戸」~「いのちの花だから」を披露し、アンコールであらためて父の「霧にむせぶ夜」と「おもいやり」を歌わせて頂きました。
新年会の様子が地元紙に掲載
そして、なんとこの日の様子が地元の新聞2紙に掲載されました。 あらためまして、今回本当に様々なお世話をして下さいましたみなさま、最高のすばらしい思い出の数々をありがとうございました。 黒木じゅんとしての「歌謡ショー」、そして僕ら夫婦にとって生涯の記念に残る「10年目のハネムーン」となりました。 とても盛り上がった新年会でしたが、生徒さんが60代以降と高齢化が進み、歌謡教室が年々減っているそうです。50年続いた桜祭りの歌謡パレードも今年は中止になってしまったそうです。メンバーのみなさまは今後も会を存続し、何とかその次の世代にも歌謡連合会に入ってもらえるように声を掛けていきたいと話していました。 ところで歌の練習は、どうしているのでしょうか? 各歌謡会の会長さんのご自宅や生徒さんの自宅のオーディオシステムで練習したり、もしくは市内にあるカラオケ・ボックスなどで行うそうです。磯部先生のように教会で練習なさっている方もいるそうです。ちょっと前は夜10時頃、レストランが閉店したあとのカラオケタイムで、1曲1ドルで歌わせてもらっていたというお話も伺いました。 日本の曲は、アメリカでは遅れて放送されます。日本のテレビを見て、CDショップ(今はショップがないため通販)からCDや映像入りのカラオケ付DVDを購入したり、インターネットでダウンロードしたりして購入するそうです。