2世歌手・黒木じゅん、アメリカに行く 現地でムード歌謡の需要ってあるの?
歌謡教室の生徒さんたちは、60代から90代までの方がおられ、平均年齢は80歳くらい。移住計画で来られた方、原爆で被爆された方など、広島県や九州出身者が多いそうです。職業は庭師や日本人観光客向けに商売する方など、職業はさまざまです。現在は日系4世の世代が中心で、40代くらいの方が多いそうです。 みなさま実年齢より10歳から20歳くらい若く見え、はつらつとしています。若さを保つ秘訣は何かと聞いてみると、サンフランシスコは真冬でも日本のような厳しい寒さはなく、真夏は高温になってもジメジメとした湿気がなくてカラッとしている気候のおかげだと嬉しそうに話してくれました。そして、「80歳以上でも、なんでも一人でこなすからかなぁ~」とも。 移住当初は言葉の問題から始まり大変な苦労が本当にたくさんあったと思いますが、みなさまとにかく明るくて元気。 80代、90代の皆様も、笑顔ではつらつとしていられるのは、とにかく前を向いて必死に生きてこられたからだと感じました。
新年会には200人以上の歌謡曲愛好家が大集合
新年会は28日、サンフランシスコ動物園近くのポメロイ レクリエーション&リハビリテーションセンターで開かれました。なんと総勢200人以上の歌謡曲愛好家のみなさまが大集合しました。 日本でマルチタレントとして活躍していた久爾さと子さんが総合司会をつとめ、開会の言葉から始まりました。アメリカなのに和風な雰囲気たっぷり。鏡開きは光栄なことに僕もハッピを着て参加させて頂きました。 和食を中心としたお食事のあと、清乃本流の舞踊から第1部アトラクションが始まりました。各クラブの代表者の方々の歌謡ステージで第1部を終えました。やはりみなさま、昭和のヒット曲・名曲の数々をすてきに歌われていました。アメリカにいても、こんなにたくさんの日本の芸能が見られるとは思っておりませんでした。
休憩をはさんで、美幸華会の舞踊で第2部がはじまりました。そして、いよいよ黒木じゅんオン・ステージです。 同行した私の妻でフリーアナウンサーの中尾美穂もステージでごあいさつをさせて頂きました。なんと今年は結婚10年目で、この出張がじつはハネムーンも兼ねているのです。客席からは「テレビ・ビデオで二人を観たよ」とお声をかけて下さる方もいらして、遠くサンフランシスコでご覧くださった偶然をうれしく思いました。