元王者のケラモフが計量をパスした

　11月17日（日）ポートメッセなごやにて開催される格闘技イベント『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の前日計量が16日に行われた。 　メインイベント（第12試合）の［RIZIN MMAルール：5分 3R（66.0kg）］で対戦する、元同級王者ヴガール・ケラモフ（32=アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB）が65.85kg、摩嶋一整（33=毛利道場）は65.9kgで計量パス。1年ぶりの復帰戦に臨むケラモフは見事な6パックでマッスルポーズを決めた。 【フォト＆動画】ケラモフの6パック腹筋！摩嶋の鍛え抜かれた肉体も 　ケラモフは23年7月、朝倉未来に一本勝ちしてフェザー級王座を戴冠。しかし11月、自国開催の大会では、鈴木千裕に1R KO負けし陥落した。その後、母国内でのトラブルで拘留され戦線離脱していたが、かかっていた嫌疑も晴れ、今回は1年ぶりの参戦となる。 　対する摩嶋は、キャリア17勝のうち14の一本勝ちを誇る寝業師。20年8月にRIZINへ参戦するとクレベル・コイケら強敵に3連敗するが、その後2連勝。前戦は今年7月の『超RIZIN.3』で、新居すぐるに一本勝ちした。元王者のケラモフを下してトップ戦線に割って入りたいところだ。 　フェイスオフでは近距離で向き合い、両者静かに闘志を燃やした。 　マイクを持ったケラモフは「久しぶりのRIZINで、この試合を楽しみにしていました。明日は非常に優秀な摩嶋選手と、内容の深い満足してもらえる試合を実現したいと思います」、摩嶋は「自分がこうしてメインイベントに立ててるのも、たくさんの人の力があってのものです。感謝してます。前王者のケラモフ選手と戦わせてもらえるということで、本当に熱い試合になるの分かってるんで、皆さん応援よろしくお願いします」と互いに意気込みを語った。 　明日の勝負を制するのはどちらとなるか、メインイベントの決着に注目だ。 ＜計量結果＞ ▼メインイベント 第12試合 RIZIN MMAルール：5分 3R（66.0kg） ヴガール・ケラモフ（アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB）→65.85kg vs 摩嶋一整（毛利道場）→65.9kg