今季2点目(Getty Images)

　フェイエノールトのFW上田綺世が6日、エールディビジ第8節のトゥエンテ戦で1ゴールを記録して2-1の勝利に貢献した。ただ『サッカーニュースNL』によると、ブライアン・プリスケ監督からはプレーに関する注文も出た。 【動画】上田綺世がゴール隅をつくヘディング弾 　上田は公式戦3試合連続の先発出場を飾ると前半28分、DFウーゴ・ブエノのクロスにファーサイドで反応。頭でゴール右隅に流し込んで先制点を決め、今季2点目を記録した。同45分にはスルーパスを受けて決定機を迎えた。ペナルティエリア内左の少し角度のないところから左足を振るも、これは大きく枠の上に飛んだ。 　その一方、得点までの時間帯はボールロストも目立った。指揮官は試合後、「彼のパフォーマンスにはムラがある。前半に見せたようなものよりも、もっとボールを持ってもらいたい」と注文。2点目の得点機会を逃した場面については「自信が関係していると思う」と見解を述べ、「彼はチームメイトから信頼されていると感じる必要がある。日本代表では自信を持てている」と改善を求めた。 　もっともプリスケ監督は「あのポジションでボールをキープするのは簡単ではない」と述べながら「パスできる選手も必要だ。彼だけのことではない」とチームにも課題があることを示し、「彼自身も(課題があると)分かっているし、一生懸命に取り組んでいる」と期待を寄せている。