遺体の顔をロシア兵が無残に焼き…!ウクライナ戦線の北朝鮮兵「ゾンビのように無謀な突撃」凄惨実態
見慣れない軍事用ドローンの出現に、おびえた表情で呆然とするアジア人兵士たち。攻撃を受けても逃げ惑うばかりだった――。 【衝撃画像】遺体の顔を焼かれ…ロシア派遣の北朝鮮兵「ゾンビのように無謀な突撃」凄惨写真 12月中旬にウクライナ第8特殊作戦軍が公開した動画には、ロシアに派遣された北朝鮮軍と思われる兵士たちの姿が映っている。未知の無人兵器に対応できず右往左往。被害は拡大の一途をたどっているようだ。 「韓国の国家情報院によると、ロシアに派遣された北朝鮮軍の数は1万1000人ほどだとか。12月からウクライナ戦線に投入され、すでに100人以上が死亡し負傷者は1000人を超えるとされます。 ウクライナのメディア『エボケーション・インフォ』は、負傷した北朝鮮兵が収容されたとされる病院の内部映像を公開。腕にギブスをしてベッドに横たわり、不自由な脚を引きずり廊下を歩くアジア人男性の姿が映っていました。病院内で北朝鮮兵は、ロシア兵とは別のフロアーに収容され食事もアジア人用の料理が提供されているそうです」(全国紙記者) ロイター通信などの海外メディアによると、北朝鮮軍が展開するのはロシア南西部のクルス州だ。だがロシア側から武器弾薬も満足に支給されず、実態は凄惨極まりないという。 ◆〈まったく理解できない攻撃だ〉 「北朝鮮兵の装備は貧弱で、ウクライナ軍へ無謀な突撃を繰り返しているそうです。『ラジオ・フリー・アジア』の取材に応えたウクライナ軍幹部は、次のように話しています。〈彼らはゾンビのように我々に突進してきた。まったく理解できない攻撃だ〉と。 言葉が理解できず、ロシア側との意思疎通もうまくいっていないようです。同じくクルスク州に投入された、イスラム系のチェチェン軍との同士討ちが続発しているとか。北朝鮮軍は混乱の極みにあるんです」(同前) ウクライナのゼレンスキー大統領は、自身のSNSで〈ロシア側が北朝鮮兵の身元を隠すために遺体の顔を無残に焼いている〉と投稿した。北朝鮮軍が悲惨な状況に置かれる背景には、どんな事情があるのだろう。ロシア情勢に詳しい筑波大学名誉教授の中村逸郎氏が解説する。 「クルスク州はウクライナに制圧されたロシアの領土です。8月から攻勢を強めていますが、なかなか奪還できない。かといってこれ以上ロシア軍を投入し被害が拡大すれば、国内からの批判が高まります。そこでプーチン大統領はあわてて金正恩総書記と軍事同盟を結び、北朝鮮軍を投入したんです。 しかし自国の領土奪還に北朝鮮の力を借りたと判明すれば、愛国心の強いロシア国民にとっては屈辱です。そのため亡くなった北朝鮮兵の顔を焼いて、身元を隠しているんですよ。当初、ロシアはウクライナ戦線にいるアジア兵は〈シベリア東部に住む仏教徒〉としていました。現在でも表立って最前線に北朝鮮軍を投入しているとは言えず、武器弾薬の供給もとどこおりがちなんです」 ウクライナに奪われた領土で、なかなか戦局を打開できないロシア。北朝鮮に対し、さらなる派兵を要請しているとされる。
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