「耐えていい流れにできた」竹田麗央が3打差首位ターン 山下美夢有が「65」で3位浮上
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 2日目(6日)◇かねひで喜瀬CC(沖縄)◇6670yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆1765人) 【画像】最高のロケーション 竹田麗央が5バーディ「67」で回り、通算13アンダーで首位を守った。2日連続ボギーなしと抜群の安定感を見せ、初のメジャータイトルへ後続に3打差をつけてムービングデーに入る。 竹田は「前半はあまりバーディが来なかったけど、しっかり耐えるところは耐えて、後半に向けていい流れでプレーできた。パー5は2オンも狙えるホールも多いので、しっかり獲って勢いをつけられるように」と持ち前の飛距離でチャンスを作り、パー5の5、9、18番などでスコアを伸ばした。 今季2勝の岩井明愛が3位から出て、5バーディ、1ボギー「68」で10アンダー2位。山下美夢有が8バーディ、1ボギー「65」とこの日のベストスコアで回り、9アンダーで23位から3位に浮上した。 7月のメジャー「エビアン選手権」覇者で凱旋出場の古江彩佳は5位から出て「73」とスコアを落として、4アンダー17位に後退。5月「サロンパスカップ」で日本ツアー史上最年少優勝を飾り、今回が日本のプロデビュー戦の15歳、イ・ヒョソン(韓国)は1アンダー58位で予選を通過した。 前年覇者の神谷そらはイーブンパーの71位、今季3勝の川崎春花は1オーバー78位、6月「全米女子プロ」以来の復帰戦だった稲見萌寧は5オーバー113位でいずれも予選落ちした。 三ヶ島かなが、本来「3」の14番(パー3)のスコアを「2」と書いて過少申告で失格となった。第2ラウンド終了後、自分が通算2アンダーとなっていることで間違いに気づき、申し出た。 <上位成績> 1/-13/竹田麗央 2/-10/岩井明愛 3/-9/山下美夢有 4/-8/大出瑞月 5T/-7/阿部未悠、藤田さいき、全美貞、ペ・ソンウ 9T/-6/岩井千怜、木村彩子、桑木志帆