青森テレビ

11日に発表された帝国データバンクの情報によりますと、青森県むつ市のアックス・グリーン・サービス（株）は、9月30日に青森地裁より特別清算開始命令を受けたということです。 ▼ヤマダホームが事業停止・自己破産申請へ　負債約2億円 帝国データバンクによりますと、アックス・グリーン・サービス（株）は2002年（平成14年）3月に一般廃棄物等処理施設の管理受託を目的に設立され、下北地域における一般廃棄物等処理施設「アックス・グリーン」を管理、運営するほか、むつ市、下北郡内の一般廃棄物の処理を担っていました。 しかし、施設の補修、保守費用の負担が重く、採算割れが続く状況からの脱却はできず、多額の繰越損失を抱えていたということで、近年では年12億円ほどの収入高は確保していたなかで、億単位の最終赤字が続く状況が続き、親会社からの資金援助を受けて運営されていました。 長年にわたる赤字によって、財政面の多額の債務超過にあるなか、2024年3月をもって事業撤退が決まり、同月株主総会の決議により解散していたということです。 負債は現在調査中としています。