JAL、LINEで国際線搭乗案内 航空業界初「通知メッセージ」活用
日本航空(JAL/JL、9201)は9月13日、国際線の乗客に搭乗案内などを「LINE」で案内するサービスを18日から始めると発表した。LINEの法人向け機能「LINE通知メッセージ」を活用するもので、航空業界では初めてだという。 【写真】JAL A350-1000の個室ファーストやビジネス豪華客室 LINEで国際線の乗客に案内するのは、搭乗便の運航状況や搭乗手続き方法、チェックイン済みでない場合の通知、保安検査通過の案内、予約便の欠航・遅延などの運航状況の4点。「LINE通知メッセージ」で出発前日・当日に配信する。 JALはこれまで、LINEでは国際線の搭乗予定便の運航状況に関する情報を通知するサービスのみを提供。予約や搭乗に関する案内には、電子メールやJALアプリなどを使っていた。 幅広い世代が利用するLINEを活用し、予約内容に合わせた搭乗手続き方法や出発情報を案内する。 今後は国内線の乗客向けのLINE通知メッセージ配信や、保安検査場の混雑状況や混雑を加味した推奨ルートがわかる空港デジタルマップの追加、欠航・遅延時の情報提供などを予定している。
Tadayuki YOSHIKAWA