【マーメイドS・厩舎直送】重賞連勝を狙うコスタボニータは今後を占う一戦に 「2000メートルがどうかだね」
[GⅢマーメイドステークス=2024年6月16日(日曜)3歳上牝、京都競馬場・芝内2000メートル] コスタボニータ(牝5・杉山佳)は、前走のGⅢ福島牝馬Sで重賞初制覇。直線で前が壁になって脚を余しかけたが、最後はきっちりと差し切った。今回は3走前のGⅢ愛知杯以来の2000メートル戦。目下の勢いに乗ってGⅢ連勝を狙う。 「前走が悪かったわけではないが、攻め馬のキレとか、帰ってからのカイバ食いの雰囲気は前回よりもいい」 多くの人を前にしても、気にすることなくカイバをモグモグ。牝馬らしからぬ頼もしいパートナーに、大井助手が視線を送る。年齢を重ねて、精神面で充実期に突入。普段から落ち着きが増している。 同助手は「季節による得手、不得手はない。初めての京都だが、どのコースでも結果を出してくれている。2000メートルがどうかだね。今回の結果で、今後の路線が見えてくるんじゃないかな」と締めくくった。
佐藤 美生