街中最強モデルに決定! KTM『250 DUKE』に試乗します ~小野木里奈の○○○○○日和~
KTMらしい黒×オレンジのカラーリングに白いワンポイントとしてデザイン面でもあるのとないのでは印象が大きく変わりますよね。この白いリアサスペンションを見れば新しいモデルなんだって認識できるので、まさに「フルモデルチェンジした印!」って感じ(笑) また、個人的に最初に感じたもう一つの印象では、すごく車体がコンパクトということ。だからといって、小さすぎず威厳も感じる大きさで留められているので可愛さも格好良さも感じるサイズ感だと思います。バイク乗りからすると可愛いサイズと思うだろうし、一方でバイクに全く乗ったことがない方が見るとバイクの迫力を感じるサイズだなという印象。
コンパクトだけど威厳ある姿だと思えるのは、DUKEシリーズらしい鋭角なパーツがあらゆる箇所に装備されているからかもしれません。私もDUKEシリーズのこの鋭いデザインは大好き! 関東の街中でバイクを乗っていると、特に都心はオシャレなお店や個性的な外観の建物をよく見かけますよね。そういう建物を背景に写真を撮っても引けを取らないこの個性的なデザインも魅力を感じました。例えばバイクを乗らないおしゃれさんでも、250 DUKEのデザインは目を奪われると思います。
恒例の足つきチェックでございます!
私(=身長160cm)が跨るとこんな感じ。シート高は従来のモデルから30mm下がった800mmで、両足の踵はつかないとはいえしっかりバイクを支えられる感覚があります。
私自身、海外のメーカーは欧米人のライダーの体格に合わせて、日本人にとっては平均的にどれも足つきがあまり良くないイメージが強かったのです。なぜなら、日本人は身長だけでなく足の長さも欧米人より平均的に低い傾向にあるからです。 ですが、250 DUKEは見た目がコンパクトだけでなく、実際にシート高も余裕を感じさせる800mmに加えて足が当たる部分の車幅がキュッと狭まったメリハリボディなので見た目以上に足つき性が良くなっています。足つきを疑うライダーに「見掛け倒しじゃないんだよ!」と大声で教えてあげたい!(笑)