「柄の出来が良すぎて」愛猫の三毛猫とルームウエアの“同化具合”がすごい!再現度の高さの“秘密”を販売元に聞いた
ニッセンにそっくりの秘密を聞いてみた
ちなみにXでの投稿の冒頭に「ニッセン様へ」と記したのは、思ったままの気持ちを伝えようとしたところ、無意識で書いてしまったのだそう。 このルームウエアは、通販大手「ニッセン」の寝具ブランド「猫Feel」の「まるで猫!のようなモフモフスタンドカラー 着る毛布(首元あったかタイプ)」という商品。 猫Feelは「まるで猫を撫でているような手触り」を追求し、猫好きの間で人気のブランド。その中で、本物の三毛猫が同化するほどのクオリティを再現したのが三毛猫柄シリーズだ。世の猫好きからの熱烈な要望を受けて、約1年間かけて開発。2023年の9月に発売した。柄のこだわりについて、ニッセンの商品開発担当者に聞いてみると、商品化までにいろいろ苦労があったようだ。 ――三毛猫柄の再現のこだわりは? 猫Feelは猫の柄によって染色方法を変えており、三毛猫柄は毛先から根本にいくほど白くなる染色方法を採用しています。猫ちゃんをなでているときに地肌がちらっと見えるようなリアルさを追求しているんです。 実は、サンプルを何度もやり直ししているとき、かなり大胆な柄なので、もっと寝具としてインテリアになじむような柄の大きさや色にするべきなのか、とても悩みました。 上司にそのことを相談すると、「これは毛布の柄を作っていると思わないで。猫を作っていると思ってほしい。これは猫です!」といわれ、迷いが吹っ切れました。「そうだ、これは三毛猫なんだ!」と自分に言い聞かせて開発をしていました。 ――毛並みの再現についてはどう? 最終的に素材の毛足は約9ミリメートルを採用し、加えて75デニールのかなり細い糸で密度の高い生地にしました。何度もなでたくなるような、とろとろの感触を再現し、毛布にしてはやや長めの毛足にすることで、「まるで猫」な感触を実現しています。 ――では、飼い主さんの雷十太先生の投稿の反応は狙い通り? 猫ちゃんとしてのリアルさを追求していましたので、お客様の「思わず間違えてしまった」「うちのこにそっくりです」という声はとても嬉しいですし、ズバリ、狙い通りです。 たまたま撮れたというほほ笑ましい1枚。猫Feelのルームウエアが2人の日常をより暖かくしているのではないだろうか。
プライムオンライン特集班