【侍ジャパン】小園海斗が〝自己新〟の大活躍 2本塁打&7打点に困惑「ビックリ」「奇跡」「ちょっと怖い」
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 スーパーラウンド 日本9―1米国(21日・東京ドーム) 1次リーグB組1位の日本が米国に逆転勝ちし、スーパーラウンド初戦を白星発進した。「2番・二塁」でフル出場した広島・小園海斗内野手(24)が、2打席連続本塁打など5打数3安打7打点の大暴れだった。 今季は全143試合に出場したが、588打席で2本塁打。プロ通算524試合の出場で24本塁打の男が、〝プロ初〟となる1試合2本塁打。7打点も、これまでの自己最多4打点を大きく上回った。自身も困惑して苦笑いするほどの大活躍に、試合後のヒーローインタビューでは「(本塁打は)狙っていなかったけど、シーズンで2本しか打っていないけど、ここで2本打てた。なんか…、打ててよかったです」。苦笑いするしかなかった。 お立ち台を降りて、ベンチ裏での囲み取材でも、少し自分自身の打撃に困惑しながら「いや、もう自分でもビックリしているので、何とも言えないです」、「いやもう奇跡だなと思います」、「ホームランが出ているのがちょっと怖いので、あしたは基本に忠実にやっていきたいと思います」と口にした小園。井端監督も「あと3試合あるのでもっと打って欲しい。どのボールにも対応できるバッター。初対戦でも打っていけるバッターなのでこれからも期待したい」と目を細めた。 今大会はここまで出場した全5試合で安打を放ち、24打数10安打の打率4割1分6厘と大活躍を見せている。
報知新聞社