移植医療の希望の光に 山大付属病院をグリーンライトアップ【宇部】
臓器移植医療への理解を促す「グリーンリボンデー」の16日、山口大医学部付属病院のオーディトリアムが緑色にライトアップされた。 日本で臓器移植法が施行された1997年10月16日にちなみ、家族や大切な人と命や臓器移植について話し合い、互いの臓器提供に関する意思を確認する日として位置付けられている。緑は移植医療のシンボルカラー。緑の光にはドナー(臓器提供者)への感謝に加え、移植を待つ人たちの希望、つながる命の尊さ、医療従事者へのエールなどが込められている。 県内では、やまぐち移植医療推進財団が以前から臓器移植医療の啓発活動としてライトアップを実施。今年は初めて県腎友会(谷村律弘理事長)と取り組んだ。人生最期の贈り物と言われる臓器移植について学び、家族で考えるきっかけにしてもらいたいとしている。