国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」を守りたい…高校生がグッズ販売【岡山】
岡山市と倉敷市の定時制高校に通う高校生が、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの保全のため自らデザインしたグッズなどを販売する活動に取り組んでいます。 オオサンショウウオをモチーフにしたイラストなどが入ったグッズをデザインしたのは倉敷市の精思高校の津本亜弥さんと岡山市の烏城高校の実末紗和さんの2人です。 2人は、河川改修などで巣穴となる場所が減ったり、外来種との交雑化が進むなどして国の特別天然記念物オオサンショウウオが絶滅の危機にあることを知り、保全活動に取り組むことを決めました。 (精思高校 津本亜弥さん) 「オオサンショウウオのことを意外と知らないことが多いというのとこれを広めてみたいと思った」 2024年8月から始めた活動では、自分たちでデザインしたオオサンショウウオのグッズや、ペットとして人気が高いアメイロイボイモリを販売して、収益金を日本ハンザキ研究所に寄付します。 (精思高校 津本亜弥さん) 「オオサンショウウオを守りたいと思っているのでその気持ちを忘れずに続けていきたい」 2人は2025年3月までグッズなどの販売を続けるということです。
岡山放送