プロボクシングのWBA、WBC、WBO世界スーパーミドル級統一王者のサウル・アルバレス（34）＝メキシコ＝の来日が決定したと9日、帝拳ジムが発表した。 2日間にわたる国内史上最大級のプロボクシング興行「Prime　Video　Boxing10」（13、14日、東京・有明アリーナ）の第1日で、WBC世界フライ級王座決定戦に臨むチームメートで同級2位のクリストファー・ロサレス（30）＝ニカラグア＝を応援するための来日で、元WBC世界フライ級王者のロサレスは前WBA、WBC世界ライトフライ級統一王者で、現WBC世界フライ級1位の寺地拳四朗（32）＝BMB＝と対戦する。 世界4階級王者のアルバレスはカネロ（スペイン語でシナモン）の愛称で知られるスーパースター。興行最終日の14日も観戦予定だ。プロ戦績はアルバレスが66戦62勝（39KO）2敗2分け、ロサレスが43戦37勝（22KO）6敗、寺地が24戦23勝（14KO）1敗。 全対戦カードは下記の通り。 【13日】 ▼メインイベント（WBA世界バンタム級タイトルマッチ） 王者の井上拓真（大橋）vs同級2位の堤聖也（角海老宝石） ▼セミファイナル（WBC世界フライ級王座決定戦） 同級1位の寺地拳四朗（BMB）vs同級2位のクリストファー・ロサレス（ニカラグア） ▼第3試合（WBA世界フライ級タイトルマッチ） 王者のユーリ阿久井政悟（倉敷守安）vs同級8位のタナンチャイ・チャルンパック（タイ） ▼第2試合（WBO世界ライトフライ級王座決定戦） 同級1位の岩田翔吉（帝拳）vs同級2位のハイロ・ノリエガ（スペイン） ▼第1試合（52・8キロ契約4回戦） 佐藤竜冴（横浜光）vs佐藤麻人（極東） 【14日】 ▼メインイベント（WBC世界バンタム級タイトルマッチ） 王者の中谷潤人（M・T）vs同級1位のペッチ・ソー・チットパッタナ（タイ） ▼セミファイナル（WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座決定戦）