任天堂も見限るレベル?X(旧Twitter)との連携には“最大4桁”想像以上の費用負担が…契約しても苦難続きとの報告も
経験者が明かした契約めぐる“苦悩”
なお、X APIはゲームでのスクショ投稿といった“サービスの充実を目的とした補助的な機能”のみならず、X上のフォロワー管理やSNS運用を行う外部サービスにも用いられており、後者の場合は今回の任天堂のような“見限り”判断は事実上不可能で、事業を継続するためには契約するほかに道はない。 現に、国内有数のSNSマーケティングサービスであるSocialDogでは、昨年よりEnterpriseプランの契約を行っているといい、苦渋の決断だとしてサービスの値上げを余儀なくされていた。同社CEOは新X APIについて、自身のXにて「2週間返信がない」「非公開条件を提示された」「プランの契約締結までに2ヶ月半かかった」「APIリクエスト数の99%以上を削減せよと通告された」などといった、担当者とのやり取りにおける苦悩も告白。月に数百万円を超える重い負担はさることながら、到底その取引に見合う対応がなされていないことも明るみになっていた。
オタク総研編集部