インド総選挙、与党優勢 一斉開票、政権継続見通し
【ニューデリー共同】インドで4日、下院(定数545)総選挙が一斉開票された。地元メディアは開票序盤でモディ首相(73)率いるインド人民党(BJP)中心の与党連合が優勢と報道。事前の出口調査では与党連合が過半数を獲得する見通しだ。堅調な成長により今後数年で世界3位の経済大国になると見込まれ、中国をにらむ日本や米国にとって重要なパートナーだが、政権長期化で専制的姿勢やヒンズー至上主義色が一層強まるとの懸念も根強い。 インドの人口は14億4千万人を超える。「世界最大の民主主義国家」と呼ばれ、選管によると有権者数は約9億7千万人に上る。