悠仁さまの「トンボ論文」のミスが発覚していた! 「8カ所とは驚きました」と研究者が吐露
「すべり込みで訂正がなされた格好です」
論文によれば絶滅危惧種を含む8科38種のトンボが確認されたといい、それぞれに考察が加えられている。悠仁さまは研究への貢献度により、筆頭著者となられたという。論文発表に国際学会と、東大農学部の求める「要件」を十分に満たし、受験対策は盤石であるようにうかがえる。ところが、そこに“不測の事態”が起きていた。 「この『赤坂御用地のトンボ相』論文で、先ごろ訂正が加えられたのです」 とは、先のジャーナリスト。科博のHPによれば、この論文に「正誤表 Errata」が付けられたのが8月22日。その内訳は、観察された『オスのオツネントンボ』とあるものが実際はメスだったり、観察地点である池の写真キャプションが誤っていたり、さらには『シオカラトンボ』の学名のスペルミスなど、初歩的なミスもあわせて計8 カ所に及んでいたのだった。国内のトンボ研究者約400人からなる「日本トンボ学会」のさる関係者は、 「論文発表後に正誤表が付けられること自体は、決してないことではありません」 と言うものの、一方で別の研究者は、 「一つ一つは『うっかりミス』ではあるものの、訂正が8 カ所とは驚きました。これは筆頭著者だけでなく、共著者も含めた全員の責任だといえます。また、査読がなされたのだとすればチェックが甘かったと言わざるを得ません」 こんな感想を漏らし、さらに前出のジャーナリストは、こう指摘するのだった。 「著者が誤りを見つけ、確認するまでにはまとまった時間を要したのでしょうが、正誤表が出された日はちょうど京都での昆虫学会議が開催される3日前。これに“影響”が出ないよう、すべり込みで訂正がなされた格好です」
「私の一存ではお答えできません」
共著者である飯島氏に「訂正」の経緯について聞くと、 「私の一存ではお答えできません」 そう繰り返しながらも、訂正のタイミングに関して特段の意図はなかったと説明。一方で科博はこう回答した。 「編集のための会議の日程調整や作業などにより(訂正まで)数カ月の時間を要しました」(広報・運営戦略課) ともあれ、こうしてミスも取り除かれた論文は、悠仁さまの受験において無上の威力を発揮するに違いない。 9月5日発売の「週刊新潮」では、この度の「論文問題」の詳細を含め、悠仁さまの進学に向けた紀子さまのご意向などについて詳しく報じている。 「週刊新潮」2024年9月12日号 掲載
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