全国高校サッカー選手権県大会準決勝 上田西と市立長野が決勝へ【長野】
第103回全国高校サッカー選手権県大会の準決勝2試合が3日行われ、決勝に進出する2校が決まりました。 準決勝の第一試合。 去年、準優勝で6大会ぶり6度目の優勝を狙う都市大塩尻と、4年ぶりにベスト4まで勝ち上がってきた上田西が対戦しました。 最初に仕掛けたのは赤のユニホーム都市大塩尻。 実況 「シュートを打った!ファーストシュートを放っていったのは都市大塩尻です」 前半30分を経過しても両者無得点。試合を動かしたのは。 実況 「仕掛けるのは上田西。7番松本のシュート。先制点は黄色のハードワーク集団」 上田西が松本翔琉のミドルシュートで先制します。 何とか1点を返したい都市大塩尻は得点を狙いますが、ゴールネットを揺らせず。 1点を守り抜いた上田西が4年ぶりの決勝進出です。 松本翔流選手 「チームで取った1点ではあるんですけど、日ごろから自主練でああいう形のシュートを練習していたのが成果を出せたのはすごい良かったと思います」 「(決勝は)チーム一丸となって勝利できたらいいと思います」 第二試合は、去年の準決勝と同じ組み合わせ。 大会3連覇を狙う松本国際と3大会ぶり2度目の全国出場を目指す市立長野が対戦しました。 試合は開始序盤から黄色のユニホーム松本国際のペースに。 実況 「さぁ仕掛ける松本国際。クロスを送って中で待っていた―。ここは、かき出した。市立長野かき出しました」 松本国際の怒涛の攻撃に市立長野は防戦一方。 しかし。 実況 「市立長野。追いかけていくここは17番金子。金子。ゴールキーパーから奪って決めた。先制は市立長野」 今大会6得点目と好調の金子陽太がチャンスをものにします。 さらに12分後にも山口櫂生のシュートで市立長野が追加点。前半を2点のリードで折り返した後半開始早々もペナルティーキックで3点目。その3分後に松本国際が吉村大樹のゴールで1点を返すも反撃はここまで。 実況 「ここで試合終了のホイッスル。こちらもリベンジ達成。市立長野」 市立長野が去年の準決勝で敗れた松本国際に3対1で勝利し、決勝に進出しました。 小出清士郎選手 「目の前の試合に取り組めたことが結果的にリベンジにつながったと思うので本当にうれしいです」 「市立長野らしい本当に見ていて面白い魅力のあるサッカーを求めてそれで勝って全国に行きたいと思います」 9日の決勝戦は県の頂点を目指して、上田西と市立長野が対戦します。