日本代表FWが欧州でキャリアハイ「止まる気配ない」 豪快ダイビングヘッドに現地喝采「極めて重要な役割」
セルティック前田が今季12得点目を記録
スコットランド1部セルティックの日本代表FW前田大然は現地時間12月26日の第19節マザーウェル戦(4-0)に先発出場。後半12分にコーナーキックから豪快なダイビングヘッドでネットを揺らした。今季12得点目でセルティックでのシーズン最多ゴールを早くも更新した。 【実際の映像】「勢いが止まる気配ない」 前田大然がキャリアハイとなる豪快なダイビングヘッド弾シーン セルティックは前半アディショナルタイムに得たPKで先制。1-0で折り返し、迎えた後半12分に前田は左サイドからのコーナーキックに飛び込み、自らもゴールに入る豪快なダイビングヘッドで追加点を決めた。その後、途中出場のMF旗手怜央にもゴールが生まれるなどセルティックは4-0でマザーウェルに圧勝を収めている。 前田はこれが今シーズン12得点目。シーズンはまだ半分だが、2022-23シーズンの11得点を上回り、セルティックでのキャリアハイを更新した。現地メディア「CELTS ARE HERE」は「前田がセルティックでの個人記録を更新。勢いが止まる気配がない」とその活躍を特集していた。 前田は今季リーグカップ決勝のレンジャーズ戦(12月15日)でもタイトルにつながる貴重なゴールを決めるなどこのところ絶好調。同メディアは「ボクシングデー(12月26日)までに公式戦で12得点。この日本代表はブレンダン・ロジャーズ監督の攻撃陣で極めて重要な役割を担い続けている」と称賛した。 また、前田と反対の右サイドでプレーするFWニコラス・キューンも今季すでに13得点を挙げていることについても触れ、「2人のワイドプレーヤーが二桁得点を決めており、セルティックの攻撃は近年で最も脅威的だ」とも伝えていた。 昨シーズンの後半戦も含め、2024年は計20得点をマークしている前田。持ち前のスピードと無尽蔵のスタミナに加えて、決定力も上がってきた韋駄天の活躍が、セルティックにさらなるタイトルをもたらすことになりそうだ。
FOOTBALL ZONE編集部