田中美久&飯島寛騎が明かす“ラブサイコスリラー”衝撃作の舞台裏『シンデレラ・コンプレックス』インタビュー
◆田中さんは今回ドラマ初主演ですね。 田中:最初は不安もありましたが、たくさんの方に支えていただいて、それも解消していく中で由良を演じることができたので、この作品がより多くの方の目に留まったらいいなと思っています。そして、原作が人気の作品なので、たくさんの方に面白いと思ってもらえるように届けられたらと思って、みんなの力を借りて頑張りました。 ◆共演する前の印象と、一緒にお芝居をしてみての印象を教えてください。 飯島:初めましてがスチールを撮る時だったのですが、お話させてもらって、ふわっとした方だなという印象を受けました。その撮影の日がクリスマスに近かったこともあり、田中さんはクリスマスプレゼントを全員に用意していて、「初めてクリスマスプレゼントもらったよ」とみんなが感激していました。それぐらい本当に優しい方で、そこから作品に入って、由良に日に日に目が怖くなっていきました(笑)。 ◆役が乗ってきているなと感じたということでしょうか? 飯島:後半は特に。由良の真っすぐさ、ピュアさが僕にどんどん刺さってきて、周りを巻き込んでいって。だから僕自身が恐怖だったんです。周りをどうにかしなきゃいけないという、必死な人間らしさがあったからこそ出てきた、怖いという感情になりました。でも、すてきでした。 ◆田中さんは飯島さんの印象はいかがでしたか? 田中:飯島さんはいろんなお芝居をされている方なので、本当に支えになっていただくことが多かったです。自分がどうしていいか分からないことも、スチール撮影の時から「もっとこうした方がいいんじゃないか」とこだわっている姿を見て、私も頑張ろうって思えたので見習いました。 飯島:照れますね。 ◆由良に共感できるところはありましたか? 田中:演技が終わった後に、「私、何をやっているんだろう」と思うこともありますが、由良は本当に感情に正直で、もともとのコンプレックスだったり、いろんな過去があったからこそ、自分が欲しいと思うものに対して真っすぐ。そういったところは私もうそが嫌いなので、真っすぐ生きたいなと思っていますし、自由が大好きなので、ちょっと似ているなと感じました。 ◆田中さんは最恐ヴィランな女子高生ということですが、何か意識されたことはありますか? 田中:由良に寄せるために、黒髪にしてツインテールにしていました。このツインテールがエクステだったのですが、意外と重くて大変でした…。そして、メークもピンク系を意識しましたし、ネイルは由良と同じネイルにしました。 飯島:教室でもひときわ目立つキャラクターだった。 田中:衣装合わせの時にたくさんいろんな洋服を用意してくださって、そこから実際に由良と同じぐらいの若い世代の子たちに合わせた洋服にしようとなったんです。そうしたら撮影中に私と本当に同じ格好をした一般人の方が現れて、「こんにちは」ってなりました(笑)。 本当にいるんだとびっくりしました。 ◆その衣装やメークは自分的に似合っていましたか? 田中:最初は自分の中で違和感がありましたが、不思議なことに由良をどんどん知って、演じていくにつれて、逆に「この格好じゃないと私生きていけない」というくらい、由良として似合っていた感じがします。 飯島:自然に着こなして、現場で「さすが、田中美久!」となっていました。
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