SB女王・MISAKIがムエタイルール初挑戦、藤原乃愛・伊藤紗弥にも勝利の19歳と対決=6.30
6月30日(日)に名古屋国際会議場イベントホールで開催される『Suk Wanchai MuayThai Super Fight』への参戦が発表されていたSB日本女子アトム級王者・MISAKI (TEAM FOREST)が、初のムエタイルールでモンクットペット・ペットプラオファー(モンクットペット・カオラックムエタイより改名)と対戦することが決定した。46kg契約の一戦となる。 【フォト&動画】MISAKIのKOシーン、計量での鍛えたビキニ姿も MISAKIは地元愛知県のみならず、シュートボクシング(SB)女子部門の期待を一身に背負う看板選手。今年4月にはホームリングで、一階級上のチョンムロンムエタイ50kg級王者ホンカンラヤー・ゴー・パーサージムを2R KOで下した。 22年10月以降、タイ人選手との対戦では3戦3勝3KOとパーフェクトのレコードを持つMISAKI。今回はプロキャリア10年で初のムエタイルールでの試合となるが「ムエタイルールで勝つというより、判定勝ちを狙わず倒すことだけを考えている」とあくまでKO狙いのスタイルを変えるつもりはないようだ。 対するモンクットペットはタイ南部ソンクラー県出身の19歳で、長い手足からのミドルキックを武器に主にプーケットなどで活躍。 22年世界アマチュアムエタイ世界選手権45kg級で金メダル、その後プーケット・パトーンスタジアム105ポンド王座を獲得した。同年10月にはラジャダムナンスタジアムにて開催の『RWS』に大抜擢、いきなり元WPMF世界女子ミニフライ級王者のドゥワンダーウノーイと激突し、判定で敗れたものの大きなインパクトを残した。 昨年3月にはプーケット・シンビーボクシングスタジアム105ポンド王座も獲得し、その活躍が目に留まり、ムエタイ最大手のプロモーション・ペッティンディーに所属となった。今後タイ本国の女子ムエタイ界を背負って立つことが期待されている。 対日本人選手では、昨年、藤原乃愛、伊藤紗弥にムエタイルールで判定勝利。12月にはRISEで宮﨑小雪に判定負けを喫している。 今回はモンクットペットの土俵であるムエタイルールではあるが、MISAKIは「宮﨑小雪選手が倒せなかった選手なので、私が5R以内に仕留めてMISAKIの強さを魅せつけたい!」と意気込む。一昨年12月に判定で敗れた宮﨑へのリベンジの為にも負けられないMISAKIの一戦に注目だ。