レッドハルクと激突。「キャプテン・アメリカ」新作の最新映像
2025年2月14日に日米同時公開されるマーベル映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の最新予告映像とポスタービジュアルが公開された。ビジュアルでは、レッドハルクの巨大な腕から繰り出される強烈な攻撃を、彼の象徴である盾で防ぐキャプテン・アメリカの勇姿が描かれている。 新予告とポスターは、ブラジル・サンパウロで開催されたディズニーファンイベント「D23 ブラジル」で解禁されたもの。今作は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に次ぐ、キャプテン・アメリカシリーズの最新作。初代キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースからもっとも信頼され、「アベンジャーズ/エンドゲーム」でヒーロー引退を決めたスティーブから盾を託されたファルコンこと、サム・ウィルソンが主人公となる。 7月に公開された日本版特報は、正式にキャプテン・アメリカを受け継いだサムが誰が味方で誰が敵かさえもわからない陰謀に巻き込まれていく姿、そして空中戦など激しいアクションシーンを予感させる内容だった。 今回解禁された最新予告映像では、さらに勢いを増したアクションシーンに加え、よりキャプテン・アメリカ映画らしい重厚なストーリー展開とサスペンス要素の魅力がふんだんに詰まった内容となっている。 映像は、ハリソン・フォード演じるアメリカ大統領サディアス・ロスを銃撃した容疑者として逮捕されたサムの友人イザイア・ブラッドリー(演:カール・ランブリー)に、サムが「何があった?」と問いただすシーンから始まる。「気をつけろ、キャップ、何かがおかしい」とイザイアが忠告するなか、サムの協力者であり、スーツを託され“ファルコン”を襲名したアメリカ陸軍中尉ホアキン・トレス(演:ダニー・ラミレス)と共に真実を突き止めようと奔走するサムだったが、次第に様々な過去の因縁と巨大な陰謀に巻き込まれていく。 新たなキャプテン・アメリカが戦わなければならない存在は、果たして何なのか――。また、ファルコンのような翼で空を駈け、受け継いだ盾を駆使するサムにしかできないキャプテン・アメリカの戦い方で魅せるなか、「君はスティーブ・ロジャースにはなれない」とサムの前に立ちはだかり、敵か味方か暗躍するロス大統領が突如レッドハルクに変身し、キャプテン・アメリカへ襲い掛かる姿も描かれている。 シールド×翼で空を駆けめぐる空中戦はもちろん、投げつけられた車を、翼で一刀両断するなど激しい地上戦の様子も伺え、迫力あるアクションシーンの数々、そしてなぜ、アメリカ大統領はレッドハルクへ姿を変えキャプテン・アメリカと戦うことになったのか。マーベル作品らしいアクションや予測不能なストーリーに期待が高まる内容となっている。
AV Watch,酒井隆文