映画『SLAM DUNK』インタビュー 安西先生の名言にちなみ“諦められなかった瞬間”は…
2022年12月3日に公開され、ロングランヒットを記録している映画『THE FIRST SLAM DUNK』。今回、宮城リョータ役の仲村宗悟さん、三井寿役の笠間淳さん、流川楓役の神尾晋一郎さん、桜木花道役の木村昴さん、赤木剛憲役の三宅健太さんの5人にインタビュー。作品に登場する安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」というセリフにちなみ、“諦められなかった瞬間”について聞きました。 【動画】『THE FIRST SLAM DUNK』キャスト5人インタビュー(ロングバージョン)
■名言の宝庫『SLAM DUNK』 キャスト陣が“諦められなかった瞬間”
神尾:諦めが悪いから、この業界にいるようなものなので。 仲村:『THE FIRST SLAM DUNK』の一番始めの収録に向かう時に、作品も大きいし、みんなのイメージもかなり付いている作品ではありますし、いろんなことを考えすぎちゃって「どうしよう」状態になったんです。その時に、井上監督が当日いらっしゃって、「こうやって今会話をしているような声が、僕にとっては宮城に聞こえるんで、仲村さんそのままでやってほしいんです」って言われた時に、僕の中で「ここでできなかったら本当に試合終了になっちゃうぞ」っていう気持ちで行ったんだけど、すごくあの言葉でもう余計な何か鎧みたいなのがボロボロボロと取れて、本当に誠実にこの試合に挑むことができたんで、(井上監督の言葉は)すごい僕にとってはありがたいお言葉でした。 笠間:我々の業界ってどこまでもチャレンジとそのチャレンジしたことに対して、いろいろ復習をしたり、そういう場面は多いからこそ、基本的に諦めないっていうマインドでずっといるので、お仕事に関しては。ただ、自分の日常生活では諦めちゃうことが多いです。いろいろ「いっか」みたいな(笑)ただ、仕事の面においては、本当にこの「SLAM DUNK」っていう作品もそうですけど、仕事の面においても諦めない。前を向いていく。さっき宗悟くんが言いましたけど、「自分の力を信じるっていうその自分でいいんだ」っていう場面に出会えることも、すごく幸運なことなんですけどね。そういうお仕事に出会えること、そういう現場に出会えることも幸運なことなんですけど。でも、やっぱり自分っていうものを一つ置いて、その心を持ってこの業界にいるので諦めない。自分の力を信じるっていうマインドで本当にみなさんいると思います。