【関屋記念】G3で一変へ!指揮官が語るパラレルヴィジョンの展望
関屋記念 パラレルヴィジョン 国枝栄調教師 ――初のG1挑戦となった前走の安田記念は13着でした。レース内容を振り返ってください。 国枝調教師(以下、国):G1でもいけるのではないかと思っていましたし、道中の感じも悪くなかったですが、最後の直線で思っていたほどは弾けませんでした。 ――今回関屋記念を選択された意図は。 国:前走後も特に大きなダメージはありませんでしたし、ちょうど良いタイミングでマイルの重賞がありますからね。ここなら前走と比べてメンバーもラクになるだろうと思って選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 国:前走後は放牧に出して、ここを目標に帰厩しました。暑いなかですが疲れた様子も見られませんし、順調にきていると思います。 ――7/31(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 国:ジョッキーに乗ってもらって、感触を確かめてもらいました。「乗りやすくて馬も良い雰囲気ですし、楽しみですね」と話していましたよ。私から見てもラクに動けていましたし、良い感じだと思います。 ――昨年の佐渡ステークス4着以来、約1年振りとなる新潟競馬参戦です。新潟芝マイルという舞台適性についての見通しは。 国:新潟は直線が長いコースですし、この馬としては特に問題ないだろうと思っています。 ――レースへ向けて意気込みをお願いします。 国:ここでまた良い競馬をしてもらって、秋のG1へ向かっていければと期待しています。 ――続いて小倉記念に出走するレッドランメルトについて伺います。前走の七夕賞は6着でした。レース内容を振り返ってください。 国:ある程度ポジションを取るような競馬をしてもらいましたが、あの位置からではちょっとペースが速かったかもしれませんね。結果的にはこの馬のいつものペースで運べば良かったかな、と思います。 ――今回小倉記念を選択された意図は。 国:前走後も馬は元気ですし、この舞台も走りやすそうで良いなと思ったので選びました。 ――この中間の過ごし方を教えてください。 国:暑さを考慮して前走後2週は少し軽めの調整にして、その後は普通に乗り込んできています。 ――7/31(水)に行われた1週前追い切りの狙いと動きの評価をお願いします。 国:オーバーワークには気を付けましたが、ラクに動けていましたし暑さも問題ないようです。前走も良い状態でしたし、今もそのデキをキープできています。 ――初の中京競馬参戦となりますが、中京芝2000という舞台適性についての見通しは。 国:少しかかるところはありますが乗りやすい馬ですし、この舞台も問題ないと思います。 ――レースへ向けて意気込みをお願いします。 国:重賞タイトルにもう少しのところまできているので、何とか頑張ってもらいたいです。
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