仙台育英、慶応とのタイブレーク制す 夏春連覇に向け一歩 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第4日の21日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、昨夏の甲子園で東北勢初優勝を果たし、夏春連覇を狙う仙台育英(宮城)が慶応(神奈川)に史上初となる延長十回タイブレークの末、2―1で勝利した。仙台育英は8強に進出した2021年以来の初戦突破を果たした。 【写真】1985年の清原和博さんと2022年の勝児さん 仙台育英は第9日(26日)の第4試合で龍谷大平安(京都)と対戦する。 ◇ 仙台育英がサヨナラ勝ち。タイブレークに突入した延長十回、2死満塁から山田がサヨナラの左前適時打を放った。3投手で継投し、2番手・高橋のロングリリーフが光った。慶応は先発の小宅が8回1失点と力投。打線は1点を追う九回1死二塁から代打・安達の左前適時打で追いつく粘りを見せた。