パリ五輪男子サッカー アジア枠の振り分け方が変更 東京五輪ではなく、U-23アジア杯の順位で決定する可能性が高まる
パリ五輪の男子サッカー1次リーグのアジア枠の振り分け方が変わる可能性が高いことを27日、日本協会関係者が説明した。すでにパリ五輪抽選は終わっており、1次リーグではアジア枠はAFC1がD組、同2がC組、同3がB組に入り、アフリカ予選4位のギニアとの間で行われる大陸間プレーオフの勝者はA組に入ることが決まっている。 そのうち現在、行われているU-23(23歳以下)アジア杯で出場権が決まるAFC1~3の振り分けについては、当初、国際サッカー連盟(FIFA)は東京五輪の成績で決まるとしていた。しかし、大会前にアジア・サッカー連盟(AFC)からU-23アジア杯の成績で決まることをFIFAに確認したという旨を知らせる通知が日本協会に届いたという。 当初の決め方では東京五輪で4位だった日本は、アジア杯で出場権を獲得すれば必ずAFC1に入り、D組でパラグアイ、マリ、イスラエルと同組になる予定だった。しかし、変更後の振り分けでは、決勝に進出しても準優勝だった場合はAFC2に入り、C組でスペイン、エジプト、ドミニカ共和国と同組に。3位決定戦で出場権を獲得すれば、AFC3に入り、B組でアルゼンチン、モロッコ、ウクライナと同組になる。 日本は29日(日本時間30日)の準決勝でイラクに勝利すればパリ五輪出場が決定。敗れても3位決定戦、または大陸間プレーオフに勝利すれば8大会連続の五輪出場が決まる。